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2024.10.30 スタッフブログ

【カラオケで音程を外さないためのコツ】初心者でも簡単に上達するコツとは?

カラオケで音程を外してしまう

カラオケで音程を合わせて上達するコツを知りたい

歌っている最中に音程が外れて歌いづらい、これから歌の練習を始めて上達したい、という方の中には、この様な悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

カラオケで音程が外れると、歌うことが恥ずかしく感じたり、自信を失ってしまったりすることもあるでしょう。

そこで今回は、カラオケ初心者でも実践できる音程を外さないためのコツや、上達のための具体的なポイントをご紹介します。

カラオケがより上手くなりたい、音程を合わせ自信を持って歌いたい、という方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

カラオケでは音程が評価項目の1つ?

まずはじめに、カラオケの採点における評価基準についてご紹介します。

結論から述べると、音程は、カラオケにおける最も重要な評価項目の1つです。

カラオケでは、他にも評価項目が設けられていますが、その中でも音程は得点に大きく関わる重要なポイントです。

カラオケの機械が原曲のメロディと自分の歌声を比較し、どれだけ音程が一致しているかで評価しています。

つまり、音程を合わせることが高得点を取るためのコツであり、聞いている人に対しても「歌が上手い」と思ってもらいやすくなるのです。

カラオケで音程がズレてしまう3つの原因

本項目では、カラオケで音程がズレてしまう原因について、以下の3つの要因をご紹介します。

  1. 発声方法が不安定
  2. 息の持続力不足
  3. 音感の不足

①発声方法が不安定

カラオケで音程がズレてしまう原因の1つ目は「発声方法が不安定であること」です。

発声方法が安定していないと、喉や声帯に負担がかかり、結果として音程がズレやすくなります。

特に、高音や低音を無理に出そうとすると、喉が緊張し、音程が不安定になることがよくあります。

普段から発声練習をしていないと、声帯のコントロールが難しくなり、特に音域の広い曲で音程が不安定になりがちです。

②息の持続力不足

2つ目は「息の持続力不足していること」です。

歌を歌う際には、一定の息を長く安定して出し続けることが重要です。

この持続力が足りないと、特に音を伸ばす部分や、音程の高低差が激しいサビの部分で息が尽きやすくなり、音程が不安定になってしまいます。

また、持続力が足りない場合、息が切れるタイミングで音が弱くなったり、声自体が出なくなったりしてしまいます。

これは「ブレスコントロール(息の調整)」が不十分な状態ともいえます。

途中で息が切れてしまうと、その分を補おうとして、喉や口周りの筋肉に余計な力が入ることが多くなり、結果として音程がブレやすくなります。

日々の練習として、一定の音を息を吐きながら長く保つトレーニングが効果的です。

リラックスした状態で姿勢を正すことで、呼吸がスムーズになり、楽に歌うことができます。

③音感の不足

3つ目は「音感が不足していること」です。

音感とは、正しい音程やメロディを聴き取ったり、自分でその音程を再現したりする能力のことです。

音感が不足していると、歌っている途中で自分が本来のメロディから外れていることに気づきにくく、伴奏の音楽とのズレが徐々に大きくなる傾向があります。

これは、音程を正確に理解する力が弱いために、聞いた音に対して自分の声で正しく発声できなくなるためです。

また、音感の不足は、音程だけでなくリズム感や曲の表現力にも影響を及ぼしやすく、全体の歌唱力に影響を与える原因となります。

そのため、カラオケで音程がズレやすい場合、この音感不足が隠れた原因となっていることも多いのです。

カラオケで音程を維持するためのコツ

本項目では、カラオケで音程を維持するためのコツについて、以下の5つをご紹介します。

  1. 腹式呼吸を意識する
  2. 感情を込めて表現力を意識する
  3. 画面に表示される音程バーを参考にする
  4. 歌詞やメロディを覚える
  5. キーを調整する

カラオケを楽しむ中で、曲の音程をしっかりとキープすることは、歌の印象を左右する大切な要素です。

音程が不安定だと、自分が思っている以上に歌全体が不安定に聞こえてしまったり、自信を持って歌い切れなかったりすることが多くなります。

歌っている最中に音程がズレてしまうことがよくある、という方はぜひ本項目でご紹介する内容を参考にしてみてください。

①腹式呼吸を意識する

カラオケで音程を維持するためのコツの1つ目は「腹式呼吸を意識すること」です。

腹式呼吸は、音程を安定させるために重要な要素です。

腹式呼吸とは、息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹をへこませる呼吸法です。

簡単なやり方として、楽な姿勢でお腹に手を置き、鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり息を吐きながらお腹をへこませることで、腹式呼吸ができます。

また、緊張したり体に力が入りすぎたりすると、胸式呼吸になりがちになります。

胸式呼吸は呼吸が浅くなり、息をコントロールしにくくなるため、音程が不安定になる原因となります。

これに対して、腹式呼吸はお腹を使ってしっかりと空気を吸い込むため、深い呼吸が可能になり、息を一定に出しやすくなるのが特徴です。

腹式呼吸ができていると、体全体がリラックスし、喉に余計な力を入れる必要がなくなり、楽に歌うことができます。

これにより、高音部分や音の伸ばしで、安定した音程を保つことが自然とできるようになります。

②感情を込めて表現力を意識する

2つ目は「感情を込めて表現力を意識すること」です。

音程を安定させるには、ただ正確な音を出すだけでなく、曲の感情や歌詞の意味に集中しながら歌うことも大切です。

表現力を意識して感情を込めて歌うと、歌詞の内容に沿った抑揚が自然と加わり、自分の声や音程に集中しすぎず、リラックスした状態で歌えるようになります。

これにより、喉に余計な力を入れず、音程のズレも少なくなります。

また、感情を込めることで、曲の雰囲気やストーリーがしっかり伝わり、音程の微細なズレが気になりにくくなる効果もあります。

歌の表現力が豊かになると、聞いている人にとっても自然で心地よい音程に聞こえやすくなるため、結果として音程の安定にも繋がります。

③画面に表示される音程バーを参考にする

3つ目は「画面に表示される音程バーを参考にすること」です。

多くのカラオケ機種には、歌っている音程を視覚的に確認できる「音程バー」が表示される機能があります。

この音程バーは、現在の音程が正確かどうかを歌唱中に確認できるため、音程がズレやすい箇所や、自分の弱点を把握するのに非常に役立ちます。

また、音程バーを参考にしながら声を出すことで、歌っている最中でも音程を修正することができるようになります。

特に、慣れない曲や音域の広い曲を歌う際には、音程バーを確認しながら歌うことで、自然とより安定した音程を意識できます。

④歌詞やメロディを覚える

4つ目は「歌詞やメロディを覚えること」です。

歌詞やメロディをしっかり覚えていると、歌唱中に歌詞を追うことやメロディを思い出すことに気を取られることがなくなり、音程に集中しやすくなります。

逆に、歌詞やメロディを完全に覚えていないと、画面を見て歌詞を追うことに気を取られたり、次の音を探すのに意識が集中してしまい、音程が不安定になりがちです。

特にカラオケでは、次のフレーズを意識して音程が崩れることが多いので、歌詞とメロディが頭にしっかり入っていると余裕を持って歌えます。

また、歌詞を覚えていると、表現力も高まり、感情を込めやすくなるため、歌全体が安定した印象になります。

歌詞やメロディをしっかり覚えることで、音程を維持しやすくなるだけでなく、歌唱全体に自信が持てるようになるでしょう。

⑤キーを調整する

5つ目は「キーを調整すること」です。

カラオケにおける「キー」とは、曲全体の音の高さを調整する設定のことです。

カラオケで音程をしっかりと保つためには、自分の声域に合ったキーで歌うことが大切です。

原曲のキーが高すぎたり低すぎたりすると、無理をして音程を合わせようとするうちに声が不安定になり、音程がずれやすくなります。

特に高音が出にくい場合や、低音が苦手な場合は、少しだけキーを調整してみましょう。

キーを上げたり下げたりすることで、自分にとって出しやすい音程が増え、余裕を持って歌うことができます。

また、歌っているうちに喉が疲れてきた場合も、少しキーを調整することで声への負担を軽減でき、安定した音程を維持しやすくなります。

キーの調整をうまく活用することで、原曲に近い雰囲気を保ちながらも、自分に合った音程で歌うことが可能です。

自分が最も歌いやすく、音程を維持しやすいキーを見つけるために、少しずつ試してみるとよいでしょう。

音程を合わせやすい曲を選ぶ際のコツ

本項目では、カラオケで音程を合わせやすい曲を選ぶ際のコツについてご紹介します。

  1. 自分の声域に合った曲を選ぶ
  2. 歌詞が簡単な曲を選ぶ
  3. 曲調やメロディがシンプルな曲を選ぶ

カラオケで気持ちよく歌うためには、自分に合った曲を選ぶことが大切です。

特に音程を維持しやすい曲を選ぶと、無理せずに楽しく歌えます。

①自分の声域に合った曲を選ぶ

カラオケで音程を合わせやすい曲を選ぶコツの1つ目は「自分の声域に合った曲を選ぶこと」です。

カラオケで音程を安定させるためには、自分の声域に合った曲を選ぶことが重要です。

自分の声域よりも高音が多い曲や、低音が続く曲を無理に歌おうとすると、音程が不安定になりやすくなります。

声域に合わない曲では、喉に負担がかかり、音程を保つのが難しくなってしまうため、あらかじめ自分が無理なく歌える音域の曲を選ぶことが、安定した音程を維持するためのポイントとなります。

また、カラオケの練習を通して自分の声域を確認し、そこに収まる曲をリストアップしておくと便利です。

好きな曲が少し高音すぎる場合は、キーを下げることで自分に合った音域に調整することも効果的です。

音域に合った曲を選ぶことで、リラックスして歌えるようになり、自然と音程が安定しやすくなります。

②歌詞が簡単な曲を選ぶ

2つ目は「歌詞が簡単な曲を選ぶこと」です。

音程を安定させるためには、歌詞が比較的シンプルで覚えやすい曲を選ぶこともポイントです。

歌詞が複雑な曲や早口で詰まっている曲は、歌詞に集中するあまり音程が乱れやすくなります。

歌詞がシンプルな曲であれば、メロディや音程に意識を向ける余裕が生まれ、安定して歌いやすくなります。

また、最初は短いフレーズの繰り返しが多い曲や、口ずさみやすい歌詞の曲を選ぶと良いでしょう。

歌詞がスムーズに歌えるとメロディに集中でき、音程をより安定させやすくなります。

③曲調やメロディがシンプルな曲を選ぶ

3つ目は「曲調やメロディがシンプルな曲を選ぶこと」です。

カラオケで音程を安定させるためには、曲調やメロディがシンプルな曲を選ぶことも効果的です。

複雑なメロディラインやリズムの変化が多い曲は、音程が取りづらく、特に初心者には難易度が高くなります。

メロディがシンプルな曲であれば、音程が安定しやすく、無理なくメロディを追うことができるため、歌いやすさが向上します。

まずは、テンポが一定でリズムが取りやすい曲を選ぶと良いでしょう。

シンプルな構成の曲であれば、音程を合わせることに集中しやすく、より安定した歌声で楽しめるようになります。

音程感を鍛えるためのトレーニング方法

本項目では、音程感を鍛えるためのトレーニング方法についてご紹介します。

初心者から経験者まで取り組みやすい、音程感を高めるためのトレーニング方法を以下の3つに分けてご紹介します。

  1. 音階練習を取り入れる
  2. 楽器で音感を養う
  3. ハミングで音を確認する

歌を上達させるためには、音程感を鍛えることが欠かせません。

音程感がしっかりしていると、カラオケでも安定して正確な音程で歌えるようになり、表現力も向上します。

音程感を鍛えるためには、ただ歌うだけでなく、効果的なトレーニングが必要です。

①音階練習を取り入れる

音程感を鍛えるためのトレーニング方法の1つ目は「音階練習を取り入れること」です。

音階練習とは、特定の音の高さを順に歌ったり、ピアノや他の楽器を使って音を出したりする練習です。

この練習を行うことで、自分の声の音程を把握しやすくなり、音感を向上させることができます。

具体的には、ドレミファソラシドの音階を上下に繰り返し歌うことで、各音の高さを体に覚えさせることです。

音階練習を定期的に行うことで、音程を正確に取る能力が向上し、より安定した歌声を実現できるようになります。

音階の練習を行う際は、ゆっくりとしたテンポで始め、徐々にスピードを上げていくと効果的です。

②楽器で音感を養う

2つ目は「楽器で音感を養うこと」です。

ピアノやギターなどの楽器を演奏することで、音の高さや関係性を理解しやすくなります。

単音(「ド」や「レ」などの単音の音)や音階を出したり、和音(「ド」「ミ」「ソ」を同時に出した音)を弾いたりすることで、音の違いを感じる力が身に付きます。

また、楽器の音に合わせて歌うことで、自分の音程を確認しやすくなり、安定した歌声を出しやすくなります。

③ハミングで音を確認する

3つ目は「ハミングで音を確認すること」です。

ハミングは、口を閉じて声を出すことで音を確認する方法です。

ハミングを行うことで、音の高さを感じながら自分の声を調整することができます。

この方法は、音程を確認したいときに手軽に行えるトレーニングです。

また、メロディをハミングすることで、歌う際の音程の安定感を養うことができ、声を出しながら音の響きやバランスを意識することができます。

カラオケの上達を早める練習方法

最後に、カラオケの上達を早める練習方法について、以下の3つをご紹介します。

  1. 定期的に自分の声を録音して聞いてみる
  2. 少人数で練習して緊張感をなくす
  3. 歌が上手い友達とデュエット練習をする

①定期的に自分の声を録音して聞いてみる

カラオケの上達を早める練習方法1つ目は「定期的に自分の声を録音して聞いてみること」です。

カラオケで歌っている最中は、音の高低やリズム、声の響きなど、すべてを客観的に捉えるのは難しいものです。

しかし、録音を使うことで自分の歌声を冷静に聴くことができ、普段気づかないミスや改善点を見つけられるようになります。

例えば、録音した自分の歌声を聴くことで、音程が安定しているか、声の強弱が適切か、表現力が伝わるかなど、さまざまな視点から振り返ることが可能です。

気づいた改善点を意識しながら練習を重ねると、次第に自身の歌唱力が向上していくことが期待できます。

②少人数で練習して緊張感をなくす

2つ目は「少人数で練習して緊張感をなくすこと」です。

大勢の前で歌うと緊張し、思うように歌えなくなることがあります。

少人数で練習することでリラックスし、歌声や表現に余裕が生まれ、自分らしい歌い方ができるようになります。

少人数での練習は、安心できる環境で自信を持って歌う練習にもなります。

特に、自分の歌を聴いてもらうことに慣れていない人にとっては、少人数のカラオケが自分の声に対する不安を減らし、楽しく練習するきっかけになるでしょう。

③歌が上手い友達とデュエット練習をする

3つ目は「歌が上手い友達とデュエット練習をすること」についてです。

歌唱力の高い友達と一緒に歌うことで、自分の歌い方やリズム感、音程に関する気づきが増え、学びのチャンスが広がります。

友人の発声やブレスの使い方、抑揚の付け方などを間近で感じ取ることで、自分にとっての良いお手本となります。

デュエットではパートごとに役割を意識し、相手の声に合わせながら歌うため、音程を安定させる練習や、テンポをキープする感覚も養われます。

また、友達がサポートしてくれるため、自信を持って挑戦しやすく、難しいパートにも積極的に取り組むきっかけになるでしょう。

音程を安定させるカラオケ上達のポイントを振り返ろう

いかがでしたでしょうか。

今回は、カラオケで音程がズレてしまうという方に向けて、音程がズレてしまう原因や音程を合わせるための練習方法などについてご紹介しました。

カラオケの上達を早めるためには、日々の練習で意識的に改善点を見つけ、少しずつ自信をつけていくことが大切です。

自分の歌声を録音して客観的に聴き直したり、少人数でリラックスしながら練習したり、歌唱力の高い友達とデュエットをして学びを深めたりと、工夫次第で大きく成長できます。

本記事で紹介してきた、練習方法を繰り返し実践し、少しずつ歌唱力を磨くことが重要です。

また、横浜ボーカル教室でも、音程が合わない状態を克服したい、歌が上手くなりたいという方に向けて、最適な練習環境をご用意しています。

歌唱力や歌の状態を目指したいという方はぜひお気軽にご連絡ください!

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