ゆく川の流れは絶えずして

ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結び、久しくとどまりたるためしなし。

鴨長明の「方丈記」の冒頭です。

彼の生きた時代も疫病の流行、飢餓、大災害、政治の混乱に人々が翻弄された時代でした。コロナに翻弄される今の私たちの時代に共通するところが多く感じます。

「ゆく川の流れ」を、世の中と捉えてみましょう。

絶対に正しい、絶対不変のものはない。未来永劫続くものなどないのです。

次に「久しくとどまりたるためしなし」を、成長する自分と捉えてみてください。

昨日と変わらない今日の自分、今日と変わらない明日の自分は、絶対いないのです。

そうです。
世の中がどんなふうに流れていこうと、やってみたいことにブレーキをかけてはいけません。
歌ってみたいな。
歌を上手くなりたいな。

そんなふうに思ったとき、明日には上手くなってるかも？
念じていても歌は上手くなりません。
歌を習って歌を練習した人だけが上手くなるのです。

コロナ禍も長くは続きません。
苦しい状況も未来永劫続くわけではないのです。

必ずまたみんなで歌って楽しめる日が来ます。

さぁ歌を習いましょう！！

音楽を通して心豊かに。

それぞれが自分らしい音楽を愛好し、より良い未来を獲得することを、

私たちYOKOHAMAボーカル教室は祈念しています。