「リズム感を鍛えるには何をしたらいい?」
「リズムに乗れなくて周りとズレてしまう」
リズム感を鍛える方法を知りたい方の中には、このような悩みを抱える方もいるでしょう。
リズム感は、メロディーやハーモニーと同様に、音楽に一体感を生み出す大切な要素です。
そのため、リズム感がないと、聴き手に違和感を与えることにつながります。
そこで本記事では、初心者の方に向けてリズム感を鍛える方法をご紹介します。
リズム感は歌の上達にも役立つので、お悩みの方はぜひ参考にしてください!
歌の上達に必要なリズム感とは
まずはじめに、歌の上達に必要なリズム感についてご紹介します。
リズム感とは、テンポや拍を正確に感じ取り、演奏などで表現する能力のことです。
歌では、歌い出しや歌詞をタイミング良く合わせることを指し、周りの演奏と足並みが揃うことで、音楽に一体感をもたらします。
一方、音程が正確でもリズムが不安定な場合、歌が下手に聴こえるなどの悪い印象を与えてしまいます。
音楽は、メロディー/ハーモニー/リズムの3つから成り立っているため、正しいリズム感は歌の上達に欠かせません。
リズム感は練習で鍛えられる?
次に、リズム感は練習で鍛えられるかについてご紹介します。
リズム感は、生まれつきの能力ではなく、トレーニングで後天的に身につけることができる能力です。
もちろん、遺伝要因によって上達スピードに差は出ますが、経験や環境次第で誰でも伸ばすことができ、大人でも身につけられます。
また、短期間でリズム感を養うには、記憶の定着化がコツといえます。
これからご紹介する練習法を使って、繰り返しトレーニングを行いましょう。
初心者でもできるリズム感を鍛える方法
ここでは、初心者でもできるリズム感を鍛える方法について、以下の5つをご紹介します。
- メトロノームを使って練習する
- 手拍子/足拍子をしながら曲を聴く
- 音楽アプリを使ってトレーニングをする
- リズムパートの演奏に注目する
- 自分の歌を録音する
①メトロノームを使って練習する
初心者でもできるリズム感を鍛える方法の1つ目は「メトロノームを使って練習をすること」です。
メトロノームとは、一定のテンポで音が鳴る機械のことで、上手く活用すれば正確な拍を感じとれるようになります。
メトロノームが自宅にない場合は、スマホのアプリでも代用できるので調べてみるといいでしょう。
また、メトロノームを使った練習では、表拍と裏拍を意識することが大切です。
- 表拍(4拍子の場合)…「1・2・3・4」の表のリズム
- 裏拍(4拍子の場合)…「1と2と3と4と」の「と」にあたる裏のリズム
裏拍がわかると、音取りが正確になったり、ブレスのタイミングが掴みやすくなったりするなどのメリットがあります。
メトロノームの音を聴きながら、手拍子を取ることで、拍の正確なタイミングを感じることができます。
②手拍子/足拍子をしながら曲を聴く
2つ目は「手拍子/足拍子をしながら曲を聴くこと」です。
歌っているときにズレが生じるのは、曲のテンポを把握できていないことも原因の1つです。
原曲を聴きながら、手拍子などで拍を感じてみると、歌うときの感覚が掴みやすいでしょう。
また、曲の中には、転調やサビなどでテンポの速度が変わるものもあります。
そのような変化に気づかず歌うことで、伴奏とズレてしまうケースもあるため、拍子を意識しながら聴いてみましょう。
③音楽アプリを使ってトレーニングをする
3つ目は「音楽アプリを使ってトレーニングをすること」です。
音楽アプリの中には、ゲーム感覚でリズム感が鍛えられるものがあります。
たとえば、Music Rhythm Trainerというアプリでは、音符に合わせて画面をタップするので、楽しみながらリズムの基礎が学べます。
また、レベル別のエクササイズも用意されているので、自分がどれくらいリズム感があるのかがわかりやすいのもメリットです。
音楽アプリでの練習は、モチベーションを維持したい人や、何から始めればいいか悩む人におすすめです。
④リズムパートの演奏に注目する
4つ目は「リズムパートの演奏に注目すること」です。
リズムパートとは、ドラムやベースなどのテンポを支える楽器のことです。
これらの演奏に注目することで、ビートを意識した歌い方ができ、ノリが良くなります。
特にドラムは「ズンズンタンッ」など、拍子のアクセントが聞き取りやすい楽器です。
ドラムのビートを感じながら歌うことで、歌詞のタイミングが正確になるなど、歌の精度が高まります。
⑤自分の歌を録音する
5つ目は「自分の歌を録音すること」です。
歌っているときに、どこでズレたかわからなくなる人もいるでしょう。
そのような人は、録音した歌を聴くことで、どのタイミングでズレているかが客観的に把握しやすくなります。
ボイスレコーダーがない場合は、スマホの録音機能を使ってみるといいでしょう。
歌うときにリズム感がないとどうなる?
ここでは、歌うときにリズム感がないとどうなるのかについて、以下の3つをご紹介します。
- 歌詞や歌い出しのタイミングが合わない
- 曲のイメージが表現できない
- 音楽に一体感が欠ける
①歌詞や歌い出しのタイミングが合わない
歌うときにリズム感がないとどうなるのかの1つ目は「歌詞や歌い出しのタイミングが合わない」です。
歌詞や歌い出しが伴奏とズレると、言葉のアクセントや区切りが不自然になり、聴き手に違和感を与えてしまいます。
特にボーカルは、一番目立つポジションのため、些細なズレでも気づかれやすいので注意が必要です。
伴奏をしっかり聴いて身体で拍を意識すれば、テンポのズレを最小限に抑えることができます。
②曲のイメージが表現できない
2つ目は「曲のイメージを表現できない」です。
テンポの速さによって、曲のイメージが大きく変わります。
たとえば、テンポが遅い曲では、哀愁などを感じやすく、テンポが速い曲では、軽快でエネルギッシュな雰囲気が感じられます。
しかし、リズム感がない場合、テンポに合った抑揚がつけれず、表現力が乏しくなってしまうのです。
結果的として、聴き手に単調な印象を与えてしまうなど、技術不足を感じさせることにつながります。
③音楽に一体感が欠ける
3つ目は「音楽に一体感が欠けること」です。
先ほどもお伝えした通り、音楽の構成要素は、メロディー/ハーモニー/リズムの3つです。
そのため、ボーカルにリズム感がないと、演奏がバラバラに聴こえてしまいます。
また、ボーカルと他のパートがハーモニーになるように作曲されている曲も多く、ズレによって不協和音が生じることも少なくありません。
音楽の一体感は、協調性によって生み出されるものなので、周りの演奏を良く聴くことが大切です。
最短でリズム感を鍛えるなら音楽教室がおすすめ!
最後に、最短でリズム感を鍛えるなら音楽教室がおすすめの理由について、以下の2つをご紹介します。
- リズムの基礎が身につく
- 弱点に対して効果的なアプローチができる
①リズムの基礎が身につく
最短でリズム感を鍛えるなら音楽教室がおすすめの理由の1つ目は「リズムの基礎が身につくこと」です。
リズムは、拍子/拍/テンポから成り立っていますが、その中でも拍子は種類が多くて複雑です。
たとえば、1小節を「1・2・3・4」で区切る4/4拍子や、1小節を「1・2・3」で区切る3/4拍子などがあり、曲によって使われている拍子が異なります。
このような基礎知識が理解できれば、感覚任せにならずに済むので、原因や改善策が把握しやすくなるでしょう。
しかし、拍子などの基礎知識は、独学ではわかりづらいのも事実です。
音楽教室では、リズムに関する正しい知識が学べるので、歌の上達スピードは独学よりも圧倒的に早いでしょう!
②弱点に対して効果的なアプローチができる
2つ目は「弱点に対して効果的なアプローチができること」です。
リズム感が悪いと感じるのは、発声や滑舌の問題かもしれません。
たとえば、正確な音程を出すのに時間がかかってしまうと、周りとタイミングがズレやすくなります。
このような場合は、リズム感よりも正しい発声を身につけることで解決する可能性があるのです。
とはいえ、発声に問題があるのか、リズム感がないのか自分ではわからない人も多いでしょう。
音楽教室では、プロがあなたの歌い方を観察し、弱点を見抜きます。
プロからの指導を通じて、弱点に最適なアプローチができるので、最短でリズム音痴から卒業できます!
YOKOHAMAボーカル教室なら、リズムトレーニングが学べます!
今回は、リズム感を鍛える方法などを中心にご紹介しました。
リズム感を鍛えるのに、センスや才能は関係ありません!
正しいトレーニングを繰り返すことで、大人でもリズム感を鍛えることができます。
YOKOHAMAボーカル教室では、音感リズムトレーニングや発声法などをご用意しているので、初心者でも歌唱力が高まります。
30分の無料体験レッスンも行っているので、気になる方はぜひお気軽にご連絡ください!
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