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2025.11.18 スタッフブログ

【声変わりの時期にボイトレは受けていい?】トレーニングを受ける時のポイントも解説!

声変わりの時期はボイトレを受けない方がいいの?

声変わりの時にやっちゃいけないことってある?

現在、声変わりの時期のボイトレについて調べている方の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、声変わりの時期のボイトレについて、以下の点を中心に詳しく解説します。

  • 声変わりの時期にボイトレを受けてもいいのか
  • 声変わりの時期にボイトレを受けるポイント
  • 声変わりの時期にやらない方がいいこと

声変わりの時期のボイトレについて、ご興味のある方はご参考いただけますと幸いです。

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声変わりの時期にボイトレを受けてもいいのか

まず、声変わりの時期にボイトレを受けてもいいのかについて解説いたします。

声変わりの時でも、無理をしない範囲であればボイトレを受けても問題ないでしょう。

この時期は体の成長に伴い、声帯周辺の筋肉も変化しており、声の高さや喉の調子が不安定になりやすい時期です。

そのため、無理をすると声帯に余計な負担がかかったり、変なクセがついたりします。

負担をかけずにボイトレをするなら独学ではなく、声変わりに理解のあるトレーナーに見てもらい、正しい方法でトレーニングをしましょう。

声変わりの時期は、声が出ないことに焦らず、安定するのを待ちながらできるトレーニングに取り組んでください。

声変わりとは

そもそも声変わりとはどういったものか、なんとなくしかわからない人もいるでしょう。

声変わりとは、体の成長によって声質や声域が変化することで、小学生〜中学生頃に多くみられる変化の1つです。

変声期を迎えると、以下のような変化が起こります。

  • 声が出しにくくなる
  • ガラガラする
  • 声が裏返る

いつから始まるのか、男の子と女の子の声変わりの違いなどについては、以下で解説いたします。

男の子の場合

男の子の声変わりは、一般的に12歳〜16歳の頃、早いと小学生の頃から始まります。

個人差がありますが、約3ヶ月〜1年程度で、それまでの声とは異なる声質や声域へと変化するのが一般的です。

男の子の声変わりの特徴としては、声の変化が大きいことや変化に長い時間がかかる点、変化そのものが遅いことなどが挙げられます。

特に声の高さは大きく変わりやすく、人によっては1オクターブも下がる場合があります。

女の子の場合

声変わりというと男の子のイメージがありますが、女の子にも起こります。

始まるのは男の子よりも早く11歳〜14歳頃とされており、小学生の時に声変わりをする人が多くいます。

女性ホルモンの増加によって声帯が成長するので、前よりも高い声が出にくくなるのが特徴です。

男の子に比べて緩やかに変化をしていくため、周囲の人には気づかれにくい傾向にあります。

変声障害や声変わりが起こらないこともある

一般的に小学生〜高校生の頃に声変わりが起こり、長くても1年程度で終了します。

しかし、まれに咽頭の変化に対して声の出し方がうまく合わせられなくて、高い声のままになる変声障害が起こる場合があります。

治療によって低い声を出せるようになるので、2年以上など声変わりの時期が長い時は、病院へ相談してみましょう。

また、一般的な変声期の時に声変わりが起こらないこともあります。

体質によるものが多いため、時間が経てば声変わりを迎えるケースがほとんどです。

声変わりの時期にボイトレを受ける際のポイント

声変わりについて理解したが、何に注意してボイトレを受けるのがいいか悩む人も多くいます。

次に、声変わりの時期にボイトレを受ける際のポイントを3つご紹介いたします。

  1. 無理をしない
  2. 声変わりに理解のあるトレーナーに依頼する
  3. 声変わりの時でもできるメニューを受ける

①無理をしない

声変わりの時期にボイトレを受ける際のポイント1つ目は「無理をしないこと」です。

無理に高い声を出そうとしたり、大きな声を出したりすると、声帯に負担をかけてしまいます。

負担をかけ続けると、高い声が出なくなったりファルセットが出なくなったりするほか、ガラガラした声になるなどの可能性もあります。

喉や声の変化を感じるようになったら、トレーナーに相談して負荷の少ないメニューへ切り替えるなどの対応を検討してください。

声変わりの時期は、負担のかかることは避けて、違和感を抱いたら水分補給や休憩をするなどして、喉を丁寧にケアしましょう。

②声変わりに理解のあるトレーナーに依頼する

2つ目は「声変わりに理解のあるトレーナーに依頼すること」です。

ボイトレはトレーニングの内容以外に、トレーナーとの相性も大切です。

自分の悩みや不安に寄り添ってくれる講師を見つけて、一緒にレッスンやスケジュールを考えてもらいましょう。

体験レッスンを利用すれば、レッスンの内容や講師の人柄などを自分の目で確かめられます。

無計画な自己流のトレーニングをしないためにも、相性の良いトレーナーをぜひ探してみてください。

③声変わりの時でもできるメニューを受ける

3つ目は「声変わりの時でもできるメニューを受けること」です。

喉や声帯に負担をかけないためにも、無理なくできるメニューに取り組みましょう。

声変わりの時期は、特に地声の高音が出にくい時のため、強引に出そうとする練習は喉へダメージを与えます。

しかし、ハミングで歌ったり、裏声を使ったりする内容なら、声帯への負担も少なくなります。

少しでも無理せず、声変わりの時期を過ごすためには、トレーナーに相談してその時の状況に応じたメニューを一緒に考えてもらうようにしてください。

声変わりの時期にやった方がいいこと

声変わり時期には、ボイトレ以外にも日常生活で気をつけたいことがあります。

ここでは、声変わりの時期にやった方がいいことを3つご紹介いたします。

  1. こまめな水分補給
  2. 規則正しい生活
  3. 正しい呼吸法の勉強

①こまめな水分補給

声変わりの時期にやった方がいいこと1つ目は「こまめな水分補給」です。

乾燥は喉に負荷をかけてしまい、よりダメージを与えるきっかけにもなります。

少しでもよい状態を保つためには、こまめに水やお茶などで喉を潤すようにしましょう。

また、水分補給以外にものど飴の活用や加湿器、うがい、マスクをするなど保湿ケアを行うと喉の健康を保ちやすくなります。

特に乾燥しやすい秋冬の時期、ホテルや電車など空調の効いた場所では、普段よりも意識して水分摂取やケアを行うようにしてみてください。

②規則正しい生活

2つ目は「規則正しい生活」です。

風邪を引くと喉がガラガラしたり、話しにくくなったりといったダメージが出てしまいます。

また、ストレスによって唾液の分泌が少なくなった結果、乾燥するなどの問題も出てくるため、健康管理は重要です。

早寝早起きやストレス解消はもちろん、食事にも気を遣ってみてください。

はちみつや梅干し、大根などは喉を潤したり、炎症を抑えたりする効果もあります。

特によく声を使った日は喉にいい食材を使った食事を摂って、十分な睡眠を取るなど喉のケアを行いましょう。

③正しい呼吸法の勉強

3つ目は「正しい呼吸法の勉強」です。

呼吸の仕方によっても喉に対する負荷は異なり、特に口呼吸は直接喉に空気が入るため、乾燥しやすくなります。

正しい呼吸法を意識できれば、乾燥や痛みの症状を防げるようになるでしょう。

日中は鼻呼吸を意識して、口が開きっぱなしにならないようにしてください。

寝ている間に口呼吸になっている場合は、口に貼るテープを使って、鼻呼吸を促すのもおすすめです。

鼻詰まりなどで、どうしても口呼吸になってしまう際は、一度専門の病院へ相談してみましょう。

声変わりの時期にやらない方がいいこと

声変わりの時にはやった方がいいこともあれば、やらない方がいいこともあります。

続いて、声変わりの時期にやらない方がいいこと5つをご紹介いたします。

  1. 大声で騒ぐ
  2. 長時間の会話
  3. 無理やり歌う
  4. 咳払い
  5. 刺激物を食べる

①大声で騒ぐ

声変わりの時期にやらない方がいいこと1つ目は「大声で騒ぐこと」です。

大声を出すことや騒ぐことは喉に負担がかかるため、声変わりで声帯周辺の筋肉などが安定していない時にはさらにダメージを与えることになります。

思春期の時は友達と盛り上がったり、部活で大きな声を出すように言われたりすることもありますが、無理をするのはやめましょう。

喉に違和感があったら、休憩やケアをしてダメージが残らないようにしてください。

②長時間の会話

2つ目は「長時間の会話」です。

長時間の会話も喉に余計な力が入ったり、息を出す量が増えたりして、声の掠れなどの原因になります。

会話の時に、相手に聞こえやすいように声を張ることや、無意識に高い声を使い続けてしまうと、より負荷が大きくなります。

日々の生活で会話をする時は、水分補給をこまめにしたり、休憩をしたりと喉を使い続けないようにしてください。

③無理やり歌う

3つ目は「無理やり歌うこと」です。

声変わりの時期に今まで出ていた高い声を出そうとしたり、大きな声で歌ったりと無理やり歌うのは禁物です。

声帯や周辺の筋肉が安定しない時期に無理をすると、高い声が出なくなるだけではなく、以前よりも低い声しか出なくなることもあります。

ガラガラの声になるケースもあるため、歌いたくなったときも、声が出ないことに焦らずに出せる範囲の声で歌うようにしましょう。

④咳払い

4つ目は「咳払い」です。

喉に違和感があると、咳払いをする回数が増えてしまいます。

軽い咳払いを数回する程度であれば問題ありませんが、日常的に頻繁に行うのは粘膜を痛める可能性があります。

クセになってしまうと、声変りが終わった後も常にダメージを与え続けてしまうので、できるだけしないように意識してください。

⑤刺激物を食べる

5つ目は「刺激物を食べること」です。

辛いものや炭酸飲料は喉の粘膜を刺激するため、声変わりの時期には特にダメージとなってしまいます。

炭酸ジュースの場合は砂糖が多く含まれている関係で、口内にねばりつく感覚が残るので、声を出しにくくなります。

特に声をよく使った日は、辛いものや炭酸飲料は避けて、お水やお茶、ハチミツを使った食品を摂取するようにしてみてください。

声変わり後に声が出しにくい場合の対処法

声変わりの時期や終わった後に、声が思うように出ないと感じる時もあるでしょう。

しかし、無理に声を出すと喉を傷める原因になります。

そこで、最後に声変わり後に声が出しにくい場合の対処法を3つご紹介いたします。

  1. 発声のクセを知って治す
  2. 焦らずに育つのを待つ
  3. ボイトレのトレーナーへ相談

①発声のクセを知って治す

声変わり後に声が出しにくい場合の対処法1つ目は「発声のクセを知って治すこと」です。

声変わりが終わった後は、これまでと発声方法が変わってくるため、思うように話せないと感じる時もあるでしょう。

その時は、自分がどのように発声しているのかを知り、クセを治すようにしてみてください。

自分だけではわからないときは、ボイストレーナーに頼るのがおすすめです。

専門家の視点から個人に合った方法を教えてもらえますので、困っている時は頼ってみましょう。

②焦らずに育つのを待つ

2つ目は「焦らずに育つのを待つこと」です。

声自体は長い時間をかけて完成するものとされており、声変わりが終わったらすぐに完成というわけではありません。

一般的に声が完成するのは、20〜30歳頃とされているので、声変わりが終わっても少しずつ変化していきます。

そのため、思うように話したり歌ったりできなくても、焦らずに完成するのを待つのも大切です。

どうしても気になる時は、ボイトレで楽に出せる方法を学ぶことも検討してみてください。

③ボイトレのトレーナーへ相談

3つ目は「ボイトレのトレーナーへ相談すること」です。

ボイストレーナーは発声や呼吸に関する知識を持っているほか、声変わり前後の子どもの指導経験も持っている人が多くいます。

そのため、声変わり後の不安定な状態でも、うまく声を出すための知識を持っています。

どうしたら楽に話せるか、歌う時の注意点などを知りたい時は、ぜひボイストレーナーに相談してみてください。

声変わりの時期でもボイトレを受けたい方は、YOKOHAMAボーカル教室まで

ここまで声変わりの時期のボイトレについてご紹介しました。

要点を以下にまとめます。

  • 声変わりの時期は無理をしない範囲であれば、ボイトレを受けてもいい
  • 声変わり時期にボイトレを受けるなら、無理をしないことや声変わりに理解のあるトレーナーに依頼、できるメニューを受けるようにする
  • 声変わりの時期には、大声で騒ぐことや長時間の会話、無理やり歌う、咳払い、刺激物を食べるのはやめたほうがいい

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

歌唱力に自信を付けたいなら、プロから直接指導を受けることをおすすめします。

YOKOHAMAボーカル教室では、お子様の声の成長と自信作りをサポートするレッスンをご用意しています。

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