「カラオケのマイクの正しい持ち方を理解したい」
「カラオケのマイクを正しく持って、歌をうまく歌いたい」
歌の練習に励んでいる方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
歌を歌う際に使用するマイクには推奨されている持ち方があり、正しく持つことで自身の歌声をしっかりと拾うことができるようになります。
そこで今回は、カラオケのマイクの正しい持ち方やポイント、誤った持ち方などをご紹介します。
また、横浜ボーカル教室では、歌唱力を上げたい、仲間と共に歌や音楽を楽しみたいという方をいつでも歓迎しています。
気になる方は、ぜひお気軽にご連絡ください!
歌唱力を上達させるためコツについては「【本当に上達する!】歌の練習方法や具体的なコツを徹底解説!」にてより詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください!
カラオケはマイクの持ち方が重要?
まずはじめに、カラオケのマイクの持ち方の重要性についてご紹介します。
カラオケのマイクの持ち方は、一見どのように持っても大差が無いと思われがちです。
しかし、マイクを正しく持つことは、声の質と音量を正しく機械に反映させることに繋がり、結果としてパフォーマンス全体に影響を与えます。
また、マイクの持ち方や握り方は、歌を歌う際の体の姿勢にも影響するため、正しい姿勢でしっかりとお腹から声を出すという意味でも重要なポイントと言えます。
逆に言えば、誤ったマイクの持ち方で歌を歌ってしまうと、思うように声が出せなかったり、姿勢が悪くなってしまうのです。
カラオケのマイクの正しい持ち方とポイント
本項目では、カラオケのマイクの正しい持ち方とポイントについて、以下の4つのポイントをご紹介します。
- マイクの先端を口元に向けること
- マイクの先端と口元は5cm程度離すこと
- マイクを持つときは中央部分を握ること
- 床と平行に近い角度で持つこと
また、カラオケでの歌の練習については「【カラオケで歌を上達させる方法】効果的な練習方法やポイントを徹底解説!」にて詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください!
① マイクの先端を口元に向けること
カラオケのマイクの正しい持ち方とポイントの1つ目は「マイクの先端を口元に向けること」です。
声を拾う役割を果たすマイクは、先端部分から音を拾うような構造になっています。
そのため、マイクの先端部分を口元に向けておくことができれば、比較的小さい声量でもしっかりと音を拾ってくれます。
マイクのグリル(音を拾う網目状の部分)の側面に口を近づけて歌うことでも多少声は拾われますが、持ち方として正しいとは言えないでしょう。
② マイクの先端と口元は5cm程度離すこと
2つ目は「マイクの先端と口元は5cm程度離すこと」です。
カラオケのマイクを使用して正しく声を反映させるためには、5cm程度、あるいはこぶし一個分離して持つことが重要です。
あまり遠すぎる位置で持ってしまうと、声が拾えないですし、逆に近すぎると中低域の音域を優先して拾ってしまいます。
また、口元にマイクを近づけすぎると、衛生面においてもあまりよくないため、マイクと口の間では正しい距離を保つことが重要です。
③ マイクを持つときは中央部分を握ること
3つ目は「マイクを持つときは中央部分を握ること」です。
ご存知の通り、カラオケのマイクの先端はグリルと呼ばれる声を拾う部分となっているため、持ち手が先端部分と重なってしまうと声が通りにくくなってしまいます。
一方でマイクの下の部分には、拾った声を機械に信号で送るセンサーの役割を果たす装置が取り付けられているため、下の部分を握るのも良くありません。
マイクを持つ際は中央部分を握り、声を正確に機械に届けることがポイントです。
④ 床と平行に近い角度で持つこと
4つ目は「床と平行に近い角度で持つこと」です。
歌を歌う際には、正しい姿勢で歌うことが重要であることは、誰もが知っている周知の事実です。
その上、口元はマイクの先端部分に近づける必要があるため、自然とマイクの角度は床と並行になります。
正しい姿勢かつマイクの正しい角度を意識する際には、マイクと床が並行となるような位置で握ることを意識してみると良いでしょう。
カラオケのマイクの誤った持ち方
次に、カラオケのマイクの誤った持ち方について、以下の4つに分けてご紹介します。
- マイクのヘッド部分 / グリル部分を握る
- マイクのグリルの横の部分に口を近づける
- マイクと口元の距離が近い
- マイクの下の部分を握る
前項目の内容と重複する部分もありますが、自身のマイクの持ち方と照らし合わせて確認してみてください。
① マイクのヘッド部分 / グリル部分を握る
カラオケのマイクの誤った持ち方の1つ目は「マイクのヘッド部分 / グリル部分を握ること」です。
マイクのグリル部分(先端部分)は、声を認識する部分であるため、持ち手で塞いでしまうと声が機械に届かなくなってしまいます。
気合いや勢いが余ってしまうと、つい先端部分を握りたくなることもありますが、マイクを持つ際は、中央部分を握ることがポイントです。
② マイクのグリルの横の部分に口を近づける
2つ目は「マイクのグリルの横の部分に口を近づけること」です。
前述したように、カラオケで使用されているマイクの多くは、先端部分から声を拾うような構造になっています。
そのため、側面部分が口元に向いているような状態だと、通常の声量でも正しく声が認識されないという事態が起こってしまいます。
マイクに向けて声を出す際には、先端部分を口に向けるように意識すると良いでしょう。
③ マイクと口元の距離が近い
3つ目は「マイクと口元の距離が近いこと」です。
マイクと口元の距離が近いことは、声を正しく反映させることができない、衛生的にあまり良くない、という観点から誤った距離感と言えます。
歌う際の声量が小さい場合は、推奨されている距離よりも近づけて歌うことでしっかりと声を認識させることができるかもしれません。
しかし、複数人で同じマイクを使用している場合などでは、ウイルスや菌がマイクを通して感染してしまうリスクも少なからずあるため、注意する必要があるでしょう。
④ マイクの下の部分を握る
4つ目は「マイクの下の部分を握ること」です。
マイクの下の部分には、センサーが取り付けられており、カラオケの機械へ信号を送っています。
そのため、マイクの下の部分を握ってその部分を塞いでしまうと、せっかくマイクの先端部分を口元に向けていても声を正しく認識させることができなくなってしまう可能性があります。
マイクを持つ際には、グリル部分と下の部分を塞がないよう握ることがポイントです。
カラオケで歌を上手く歌う際のポイント
最後に、カラオケで歌を上手く歌う際のポイントについて、以下の4つをご紹介します。
- 正しくマイクを握ること
- 自分の声の高さに合った曲を選ぶこと
- 抑揚や表現力を意識すること
- 腹式呼吸を意識すること
また、歌の練習が恥ずかしいと感じる方は、ぜひ「【歌の練習が恥ずかしい方へ!】オススメの練習方法や克服する方法をご紹介!」もご覧ください!
① 正しくマイクを握ること
カラオケで歌を上手く歌う際のポイントの1つ目は「正しくマイクを握ること」です。
本記事でもご紹介した通り、マイクを正しく持つことは、歌声を正しく声を反映させることと同義です。
歌うことにおいて歌唱力を向上させることはもちろん重要ですが、歌声を機械に正しく届ける意識も忘れないようにしましょう。
② 自分の声の高さに合った曲を選ぶこと
2つ目は「自分の声の高さに合った曲を選ぶこと」です。
世の中の曲の中には、音域が低いものもあれば、極めて高いものもあります。
いくら歌唱力が高くても、自身の得意とする音域とかけ離れた曲では、思うように上手く歌うことはできません。
まずは自身の歌声の音域を把握し、歌いやすい音域の曲を選ぶことが重要です。
また、歌の練習におすすめの曲については「【歌の練習でオススメの曲 21選!】初心者でも歌いやすい曲を一覧でご紹介!」にて解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
③ 抑揚や表現力を意識すること
3つ目は「抑揚や表現力を意識すること」です。
歌を上手く歌うためには、単に歌唱力を向上させるだけでは不十分です。
プロのアーティストやステージ上で歌う歌手などをイメージすると分かるように、誰もが上手いと感じるような歌い方には、抑揚などのテクニックやジェスチャーなどを用いた表現力が欠かせません。
歌を上手く歌おうとすると、どうしても音程や発音に意識が向いてしまいがちですが、小手先のテクニックやジェスチャー、表情なども意識してみると良いでしょう。
④ 腹式呼吸を意識すること
4つ目は「腹式呼吸を意識すること」です。
歌声としてしっかりと声を出すためには、深い呼吸と息遣いが重要となります。
腹式呼吸を意識してしっかりと息を吸い、歌声に乗せて吐き出すことがポイントです。
腹式呼吸では、お腹に吸い込んだ空気を溜めるような意識で、ゆっくりと歌声に乗せながら吐き出す感覚をイメージしましょう。
歌を上達させるなら、横浜ボーカル教室!
いかがでしたでしょうか。
今回は、カラオケのマイクの持ち方について、正しい持ち方や誤った持ち方などをご紹介しました。
カラオケのマイクは、持ち方によって声の通り方や出し方が異なり、正しく持つことで歌を上手く歌うことができるようになることもあります。
カラオケなどで歌を歌う際には、ぜひマイクの持ち方を一度見直してみると良いでしょう。
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