カラオケが好きな方、歌を歌うのが好きな方、多いのではないでしょうか?
歌を歌うことは、心の中の感情を表現する素晴らしい方法です。
しかし、歌を歌う際に、自分の声が思うように出ない、高い音が出ない、といった経験をしたことはありませんか?
そんな時、ミックスボイスという歌唱技術を使うことで、上手に歌えるようになります。
本記事では、ミックスボイスについて、その出し方のポイントや練習におすすめの曲を紹介します。
ミックスボイスをマスターしてもっと気持ち良く歌える自分を目指しましょう!
そもそもミックスボイスとは?
ミックスボイスとは、歌唱時に使用する声の一つで、ヘッドボイス(頭声)とチェストボイス(胸声)の中間に位置する声のことを指します。
まず、ヘッドボイスとは、高音域での声で、頭の中で響くような感じがします。
一方、チェストボイスは、低音域での声で、胸で響くような感じがします。
ミックスボイスは、これら二つの声を組み合わせた、中間的な声です。
具体的には、ヘッドボイスの軽さと、チェストボイスの力強さを兼ね備えた声です。この声を使うことで、高音でも力強く、低音でも軽やかに歌うことができます。
ミックスボイスを使うことで、声のレンジが広がり、高音から低音への移行がスムーズになります。
これにより、歌唱時の声のブレや裏返りを防ぎ、声の疲れも軽減されます。
さらに、感情を豊かに表現することができ、声の安定性も向上します。これらの効果により、歌の表現力やパフォーマンスが格段にアップします。
ミックスボイスを出すための5つのポイント
ミックスボイスを出すためには様々な練習方法があります。
ここでは、特に重要な『ミックスボイスを出す5つのポイント』をご紹介します。
腹式呼吸の習得
正しい呼吸法は、ミックスボイスを出すための基本です。
腹式呼吸とは、腹部を使って呼吸をすることです。
腹式呼吸を習得することで、深く息を吸い、ゆっくりと息を吐き出すことができます。これにより、声帯に適切な圧力をかけることができます。
息を吸うときには、腹部が膨らみます。息を吐き出すときには、腹部が凹みます。この呼吸法を使うことで、肺が広がり、より多くの酸素を取り込むことができます。
腹式呼吸を習得するための練習方法としては、以下のステップを試してみてください。
- まず、床に仰向けに寝ます。
- 両手を腹部に置きます。
- 息を吸うときには、腹部が膨らむように意識します。
- 息を吐き出すときには、腹部が凹むように意識します。
この練習を繰り返すことで、腹式呼吸を習得することができます。
腹式呼吸を使うことで、深く息を吸い、ゆっくりと息を吐き出すことができます。
これにより、声帯に適切な圧力をかけることができます。ミックスボイスを出すためには、腹式呼吸を習得することが重要です。
声帯のリラックス
ミックスボイスを出すためには、声帯のリラックスが重要です。
喉を締め付けず、自然な声で発声することが大切です。
喉を締め付けると、声帯が緊張し、声が出にくくなります。自然な声で発声することで、声帯がリラックスし、声が出やすくなります。
効果的な練習としてリップトリル(ブルブル練習)があります。
リップトリルとは、唇を震わせながら声を出す練習のことです。この練習を行うことで、声帯がリラックスし、自然な声で発声することができます。
リップトリルを行うことで、声帯の緊張を和らげ、自然な声で発声することができます。
ミックスボイスを練習する際には、声帯のリラックスを意識してください。
ヘッドボイスとチェストボイスのバランス
ミックスボイスは、ヘッドボイスとチェストボイスのバランスが取れた声です。
ヘッドボイスは、頭の中で響くような高音の声です。一方、チェストボイスは、胸で響くような低音の声です。それぞれの声を使い分けることが重要です。
ミックスボイスを出すためには、ヘッドボイスとチェストボイスの間のトランジションをスムーズにすることが必要です。
具体的には、『スケール練習』を行うことで、このトランジションを練習することができます。
- ドレミファソラシドのスケールを、低音から高音へ、高音から低音へと繰り返し歌います。
- スケール練習を行う際に、ヘッドボイスとチェストボイスの間のトランジションを意識します。
- 高音ではヘッドボイスを、低音ではチェストボイスを使うように意識します。
スケール練習を繰り返すことで、ヘッドボイスとチェストボイスの間のトランジションがスムーズになります。
この練習を行うことで、ミックスボイスを出すための基本的なテクニックを習得することができます。
共鳴の活用
声の共鳴を活用することで、ミックスボイスを出しやすくすることができます。
共鳴とは、声が体の中で響くことを指します。共鳴を活用するためには、口腔、鼻腔、胸、頭部などの共鳴室を意識的に使うことが重要です。
- 例えば、口を開けて「ア」と発声すると、口腔の共鳴を感じることができます。
- また、鼻をつまんで「ン」と発声すると、鼻腔の共鳴を感じることができます。
- さらに、胸を叩きながら「オ」と発声すると、胸の共鳴を感じることができます。
- 最後に、頭を叩きながら「イ」と発声すると、頭部の共鳴を感じることができます。
これらの練習を繰り返すことで、共鳴室を意識的に使うことができます。共鳴を活用することで、声の響きが増し、ミックスボイスを出しやすくなります。
ミックスボイスを練習する際には、共鳴を意識してください。
正しい姿勢の維持
正しい姿勢を維持することは、ミックスボイスを出すための基本です。
正しい姿勢を維持することで、呼吸がスムーズになり、声の出しやすさが向上します。
特に、腹式呼吸を行う際には、正しい姿勢が重要です。
具体的な方法は以下のようになります。
- 足を肩幅に開いて体のバランスを取り、背筋を伸ばして呼吸をスムーズにします。
- 首は自然な位置に保ち、喉をリラックスさせて声を出しやすくします。
これらのポイントを意識することで、ミックスボイスを出すコツを掴むことができます。
ミックスボイスを練習する際の注意点
ミックスボイスを練習する際の注意点として『声が張っていないか』確認することが大切です。
ミックスボイスは、高い声(ヘッドボイス)と低い声(チェストボイス)の中間の声です。
このため、声が張っていると、高すぎたり低すぎたりするので、中間の声が出ているか確認することが重要です。
声が張っている場合、ミックスボイスではなく、ヘッドボイスかチェストボイスを使っている可能性があります。
ヘッドボイスは、高い声で、声が頭の中で響く声です。
一方、チェストボイスは、低い声で、声が胸の中で響く声です。ミックスボイスは、これらの中間の声で、声が喉の中で響く声です。
声が自然で、無理なく出るかどうかを確認することが大切です。
無理に高音を出そうとすると、声が張ってしまうので注意してください。声が張っている場合、声帯に過度な負担がかかり、声が出にくくなることがあります。
声が自然で、無理なく出るかどうかを確認することで、ミックスボイスを正確に判定することができます。
ミックスボイスの練習におすすめの曲をご紹介!
次に、ミックスボイスの練習におすすめの曲を4つご紹介します。
継続的な練習が必要ですが、適切な曲で練習を行うことで、効果的にミックスボイスを習得することができます。
奏(かなで) – スキマスイッチ
スキマスイッチさんの代表曲とも言える曲です。
この曲で特にミックスボイスを意識して歌うべき箇所は、サビ部分です。
この部分では、高音から低音への移行があります。ミックスボイスを使うことで、この移行をスムーズに行うことができます。
アイ – 秦基博
続いてご紹介するのは、秦基博さんの曲です。
サビの高音部でミックスボイスを使うことで、声のレジスターのトランジションを練習することができます。
この曲は、高音と低音のトランジションが多いため、ミックスボイスの練習に適しています。
ハナミズキ – 一青窈
この曲は、誰もが一度は歌ったことがありそうなくらい有名な曲ですよね。
一青窈さんは、ヘッドボイスとチェストボイスの中間に位置する声で、ミックスボイスを使った表現が豊かです。
この曲のサビ部分でミックスボイスを使うことで、声のブレンドを練習することができます。
ヘッドボイスとチェストボイスのバランスを取るのに適しているため、ミックスボイスの練習におすすめです。
愛をこめて花束を – Superfly(越智志帆)
Superfly(越智志帆)さんは、ミックスボイスを使った力強い歌唱が特徴的で、ヘッドボイスとチェストボイスのバランスが取れており、ミックスボイスを自在に操ることができます。
この曲は、サビ部分でミックスボイスを使うことで、声のコントロールを練習することができます。
ヘッドボイスとチェストボイスのバランスを取るのに適しており、ミックスボイスの練習がしやすい曲の一つです。
ミックスボイスをマスターして気持ち良く歌おう!
ミックスボイスをマスターすることで、歌の表現力が豊かになり、より自由な歌唱が可能になります。
練習には時間がかかるかもしれませんが、コツを掴むことで、自然なミックスボイスが出せるようになります。
おすすめの曲を使って練習を重ね、自分の歌声を楽しんでください。
また、ボーカル教室に通ってボイストレーニングを行うことも効果的です。
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