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2024.09.24 スタッフブログ

【音程が分からない?】音痴と思われてしまう原因や改善する方法をプロが解説!

音楽や歌の音程がいまいち分からない

音程を掴むための方法やコツについて知りたい

音程を掴んでより歌唱力を上達させたいという方、あるいは趣味として楽器や歌の練習に励みたいと考えている方の中には、このように感じている方も多いのではないでしょうか。

音程を掴むことは、音楽や歌を歌うことにおいて欠かせない要素ですが、人によっては難しさを感じることもあるでしょう。

とは言え、正しい練習やコツを意識して練習することができれば、誰でもある程度音程を掴むことはできるようになり、歌唱力を上達させることもできるでしょう。

そこで今回は、歌う時に音程が合わない原因と音痴の種類、音程を掴むためのコツなどについてご紹介します。

音楽や歌の音程がいまいち分からない、という方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

音楽における音程とは?

音楽における音程とは?

まずはじめに「音程」について解説します。

音楽における「音程」とは、簡単に言えば二つの音の間の距離のことを指す言葉です。

ピアノの鍵盤を想像してみてください。

隣り合う白鍵から白鍵までが最も狭い音程で、離れれば離れるほど音程は広くなります。

音程は、音楽や歌において基本となる考え方で、メロディーや和音、音楽の雰囲気を作る上で鍵となる要素です。

例えば、「ドレミ」と歌うとき、それぞれの音の間には一定の音程があります。

この音程の組み合わせが、私たちが聴いて心地よいと感じる調和した音楽を生み出すのです。

また、音程には、聴いて落ち着く感じがするものや、少し緊張感を感じさせるものがあります。

「ドミソ」と弾くと安定した感じがしますが、「ドレ♭」と弾くと少し不安定な感じがするのはこのためです。

歌手や作曲家たちは、この音程の特徴をうまく使って、様々な感情を音楽で表現し、悲しい曲や楽しい曲、驚きのある曲など、音程の使い方一つで曲の印象が大きく変わるのです。

音程を理解すると、音楽センスや歌唱力が鍛えられるだけでなく、今まで以上に音楽をより深く楽しめるようになります。

音程が分からない状態は解消できる?

音程が分からない状態は解消できる?

では、音程が分からない状態は解消することができるのでしょうか。

結論から述べると、音程が分からない状態は、練習次第でいくらでも解消することができます。

音程が分からない状態の原因は様々ですが、基本的には音楽や歌を歌うことに慣れていないことが原因です。

歌を歌うことに限った話ではありませんが、物事は練習や工夫を重ねることでスキルやセンスを磨くことができるため、取り組み方次第で音程感覚を改善することは十分可能です。

歌う時に音程が合わない原因と音痴の種類や歌唱力をアップさせる方法は、ぜひ次項目以降の内容を参考にしてみてください。

歌う時に音程が合わない原因と音痴の種類

歌う時に音程が合わない原因と音痴の種類

次に、歌を歌う際に音程が合わない原因と音痴の種類について、以下の4つをご紹介します。

  1. 耳で聞いた音の高さが把握できない
  2. 正しい音程で歌声が出せない
  3. リズムの感覚が足りていない
  4. 滑舌の影響で音程が外れる

①耳で聞いた音の高さが把握できない

歌を歌う際に音程が合わない原因の1つ目は「耳で聞いた音の高さが把握できないこと」です。

耳で聞いた音の高さが把握できない状態は「感覚的音痴」と呼ばれ、聴覚や脳の影響によって音の高さやリズムを正確に捉えることができないことが原因であると言われています。

音感を養うためには、幼少期からの音楽教育が特に効果的とされていますが、大人になってからでも練習次第で向上させることができます。

感覚的音痴を克服する、音感を養うための方法については、後ほど改めてご紹介します。

②正しい音程で歌声が出せない

2つ目は「正しい音程で歌声が出せないこと」です。

音の高さや音程を正しく理解することができても、実際に歌を歌う際に音程がズレてしまっていると、音痴として認識されてしまいかねません。

頭の中では正しい音程がわかっていても、それを実際の声として出すことができない状態は、発声法や呼吸の制御不足、声帯の緊張などが原因として挙げられます。

このような状態は「運動性音痴」と呼ばれる場合もあります。

とは言え、頭で正しく理解している音程を歌声として発する過程に問題があるだけなので、練習次第でいくらでも歌唱力は上達するでしょう。

③リズムの感覚が足りていない

3つ目は「リズムの感覚が足りていないこと」です。

リズムと音程は密接に関わっており、曲の拍子やテンポを正確に捉えられないと、音程を保つことも難しくなります。

リズム感が不十分な場合、音符の長さや強弱、タイミングが不安定になり、結果として音程も外れやすくなってしまいます。

リズム感を養うには色々な方法がありますが、様々なジャンルの音楽を聴き、それぞれのリズムパターンに慣れることが重要です。

リズム感を鍛え、音程を改善する方法についても、後ほどご紹介します。

④滑舌の影響で音程が外れる

4つ目は「滑舌の影響で音程が外れること」です。

滑舌が悪いと、特に高音や低音の音域で 言葉の発音が不自然になったり、抑揚が伝わりづらくなってしまいます。

滑舌が原因で音程が外れてしまう場合は、まず発音の練習に取り組む必要があります。

また、「あ」「い」「う」「え」「お」の各母音で、同じ音程を保ちながら歌う練習を行うことで、滑舌と音程の安定性を同時に向上させることができます。

口を少し大袈裟に動かし、言葉をハッキリと発することを意識することが重要です。

音程が分からない状態を解消する方法

音程が分からない状態を解消する方法

本項目では、音程が分からない状態を解消する方法について、以下の5つをご紹介します。

  1. 自分の歌声を客観的に聞いてみる
  2. ピアノなどの楽器で音程を合わせる
  3. 鼻歌で練習する
  4. リズム感覚を鍛える
  5. 発声練習をする

①自分の歌声を客観的に聞いてみる

音程が分からない状態を解消する方法の1つ目は「自分の歌声を客観的に聞いてみること」です。

録音された自分自身の歌声を聞いてみると、実際に自分が歌っている際の音程やリズムとは異なると感じるものです。

特に感覚性音痴の場合は、それぞれの音程を正しく把握できていない状態であるため、客観的に自分の歌声を聞いてみることで自分の音程の正確さや問題点を冷静に分析することができます。

録音を聴き返す際は、原曲と自分の歌声を比較しながら、どの部分で音程が外れているかを注意深く観察すると良いでしょう。

②ピアノなどの楽器で音程を合わせる

2つ目は「ピアノなどの楽器で音程を合わせること」です。

ピアノやキーボードは、正しい音程の音を視覚的に確認しながら出すことができるため、音程の正しい理解に大いに役立ちます。

音程が全くわからないという場合には、まずは、ピアノの鍵盤で基本的な音階(ドレミファソラシド)を弾きながら、その音に合わせて歌う練習から始めることをオススメします。

基本的な各音階を歌声で正確に再現できるようになったら、次は二音間の音程(例:ドとミ、ファとラなど)を練習します。

ピアノで音を鳴らし、その音程を声で再現する練習を繰り返し行うことで、徐々に音程を掴めるようになるでしょう。

③鼻歌で練習する

3つ目は「鼻歌で練習すること」です。

歌を歌う際に音程がわからなくなる原因の1つに、歌詞や声の出し方に気を取られてしまうことが挙げられます。

その点鼻歌は、歌詞や発声技術に気を取られずに、純粋にメロディーラインと音程に集中できるというメリットがあります。

まずは正しい音程感覚を身につけるために、日常生活の中でも気軽に実践できる鼻歌を練習すると良いかもしれません。

④リズム感覚を鍛える

4つ目は「リズム感覚を鍛えること」です。

前述したように、音楽におけるリズムと音程は密接に関連しており、リズムが安定することで、音程も自然と安定する傾向があります。

リズム感覚を鍛えるには、メトロノームを使用した練習がオススメです。

まずは、ゆっくりしたテンポでメトロノームに合わせて手拍子をしてリズム感覚を養い、慣れてきた段階で歌や楽器演奏を合わせてみると良いでしょう。

また、体全体を使ってリズムを感じる練習も効果的と言えます。

音楽に合わせて歩いたり踊ったりすることで、体の動きを使って感覚的にリズムを理解することができるでしょう。

⑤発声練習をする

5つ目は「発声練習をすること」です。

音程がわからない状態を改善する目的は、あくまで「正しい音程で歌を歌うこと」です。

そのためには、正しい音程感覚を掴んだ上で、音に乗せて歌詞を歌う必要があります。

音程がある程度掴めるようになってきたら、実際の歌詞を通して発声練習を行うと良いでしょう。

発声練習の基本は、まず姿勢と呼吸法から始まります。

背筋を伸ばし、肩の力を抜いた状態で立ち、腹式呼吸を意識して言葉を発します。

音程感覚と正しい発声ができるようになれば、歌唱力を大幅に向上させることができるでしょう。

歌の練習にオススメの曲については「【歌の練習でオススメの曲 21選!】初心者でも歌いやすい曲を一覧でご紹介!」にてご紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください!

音程感覚を改善し、歌唱力を上げる方法

音程感覚を改善し、歌唱力を上げる方法

最後に、音程感覚を身に付けた上で、歌唱力を上げる方法についてご紹介します。

  1. ボーカルスクールに通う
  2. カラオケで練習する
  3. アプリを使用して練習する

また、歌手オーディションに受かる人の特徴やポイントについては「【歌手オーディションに受かる人はどんな人?】特徴や身に付けるべきスキルをご紹介!」にてご紹介しているので、歌手になりたいと考えている方はぜひこちらもご覧ください!

【関連記事】
・「【高校生が歌手になるには?】歌手を目指すための練習や具体的な方法をご紹介!
・「【中学生でも歌手になれる!】歌手になるための方法や理解しておくべきポイントを解説!
・「【大学生から歌手を目指すために】具体的な方法やアドバイスをご紹介!

①ボーカルスクールに通う

音程感覚を身に付けた上で、歌唱力を上げる方法の1つ目は「ボーカルスクールに通うこと」です。

ボーカルスクールとは、プロの歌手や音楽家の元で歌の練習に取り組むことができる教室です。

本格的に歌手を目指したいと考えている方から、単に仲間と共に趣味程度に歌や音楽を楽しみたい、という方まで、幅広い生徒が在籍しています。

横浜ボーカル教室でも、様々な目的や目標を持った仲間たちが楽しみながら歌や音楽について学んでいます。

ボーカルスクールは、一定の月額費がかかるものの、歌や音楽を楽しむ仲間に出会うこともできるため、楽しみながら音程感覚や歌唱力を向上させたいという方にはオススメの環境です。

歌の練習場所については「【プロが勧める!】歌の練習に最適な場所や具体的な方法について徹底解説!」にてご紹介しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!

②カラオケで練習する

2つ目は「カラオケで練習すること」です。

カラオケは、自身で手軽に歌の練習がしたいという方にオススメです。

最近は、一人カラオケも流行っており、自由に大きな声で歌うことができる環境で好きなだけ練習に時間を費やすことができます。

ボーカルスクールと違い、プロの指導や指摘を受けながら練習に励むことはできませんが、気軽に自分のペースで少しずつ練習を重ねたいという場合は、最適な環境と言えるでしょう。

また、カラオケに搭載されている採点機能やフィードバック機能も、歌の練習や音程感覚の改善に大いに活用することができるでしょう。

カラオケでの歌の練習については「【カラオケで歌を上達させる方法】効果的な練習方法やポイントを徹底解説!」にてご紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください!

③アプリを使用して練習する

3つ目は「アプリを使用して練習すること」です。

ボーカルスクールに通うことが難しい、カラオケに行く労力もかけたくない、という方は、音楽アプリを活用する方法もオススメです。

音楽アプリには、カラオケと同様に歌を歌うことができる機能や採点機能なども搭載されています。

自宅で手軽に音程感覚を身に付け歌唱力を向上させたいという方は、ぜひ一度音楽アプリを使ってみてください。

アプリを活用した歌の練習方法については「【自宅で簡単にできる!】歌の練習にオススメの無料アプリ9選!」にてより詳しくご紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください!

音楽を楽しみたい方は、横浜ボーカル教室へ

音楽を楽しみたい方は、横浜ボーカル教室へ

いかがでしたでしょうか。

今回は、音程がわからない、音程感覚を掴みたいという方に向けて、音程がわからない原因や音程感覚を身に付ける方法、それに加えて歌唱力を向上させる方法などについてご紹介しました。

冒頭でもご紹介した通り、音程がわからないという状態は、単に歌や音楽に慣れていないことが原因であることが多く、練習や工夫次第でいくらでも改善することができます。

横浜ボーカル教室でも、そんな「音程がわからない」という方に向けて、正しい音程感覚を掴む方法やそれを活かして歌唱力を向上させる方法を指導しています。

他にも、趣味として歌や音楽を楽しみたいという方や本格的に歌唱力を向上させたいという方も多く在籍しているので、音楽仲間を作りたいという方も、ぜひ一度遊びに来てみてください!

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