「カラオケで歌う時に緊張してしまう」
「カラオケで緊張しないための対策やコツについて知りたい」
友達と普段カラオケに行く際に緊張してしまいがち、会社の飲み会&カラオケで皆の前で歌わないといけない、という方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
カラオケには、マイクや採点機能が備え付けられており、普段と異なる環境で歌うという場面に緊張してしまうのも無理はありません。
とはいえ、カラオケの緊張はいくつかの対策によって和らげることができます。
そこで今回は、カラオケの緊張に焦点を当て、カラオケで緊張してしまう原因や緊張しないための対策、カラオケで歌が上手い人の特徴などをご紹介します。
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また、カラオケでの歌の練習については「【カラオケで歌を上達させる方法】効果的な練習方法やポイントを徹底解説!」にてご紹介しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
カラオケで緊張してしまう原因
まずはじめに、カラオケで緊張してしまう原因について、以下の3つをご紹介します。
- 注目されている感覚がある
- 完璧を求めすぎてしまう
- カラオケで歌うこと自体に慣れていない
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① 注目されている感覚がある
カラオケで緊張してしまう原因の1つ目は「注目されている感覚があること」です。
特に大勢で行くようなカラオケでは、歌っている人に視線が集まりやすい傾向にあるため、どうしても「注目されている」と感じてしまいがちです。
それが故に、周囲を変に意識してしまい、いつも通りの歌い方ができないという状態に陥ってしまいます。
また、マイクによって声が部屋中に響き渡るため、自身の声がいつも以上に周囲に響き渡るという状態も、周囲から注目を集めてしまう1つの原因と言えるでしょう。
人前で何かを披露する経験が少ないほど、「みんなが自分の歌をどう思うだろう」と考え込んでしまい、さらに緊張が増してしまうのです。
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② 完璧を求めすぎてしまう
2つ目は「完璧を求めすぎてしまうこと」です。
採点機能やマイクで歌うなどの演出があるカラオケでは、つい上手く歌いたいと考えてしまいがちです。
そのため、歌うからには高得点を狙いたい、音程を外したくない、というように、完璧な状態を目指してしまうあまり、緊張してしまいます。
特に採点機能がついている場合は、上手く歌うことができない = 恥ずかしいという先入観が生まれ、余計に失敗を恐れてしまうのです。
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③ カラオケで歌うこと自体に慣れていない
3つ目は「カラオケで歌うこと自体に慣れていないこと」です。
カラオケは、単に歌を歌う場所と言えばそれまでですが、機械の操作やマイクの使い方、部屋の雰囲気など、多くの人にとってあまり慣れない場所と言えます。
そのため、いつも通り歌を歌うだけのはずが変に意識してしまい、緊張してしまいます。
人は、新しい環境に身を置くと緊張しやすいものですが、カラオケ独特のエコーや機材の設定音なども気になると、さらに心が落ち着かなくなることもあるでしょう。
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カラオケで緊張しないための対策
次に、カラオケで緊張しないための対策について、以下の6つをご紹介します。
- 得意な曲を用意しておく
- 上手く歌うことにこだわらない
- 複数人で歌う
- 歌うこと自体を楽しむよう意識する
- 深呼吸してリラックスする
- 歌いやすい曲を選ぶ
カラオケで緊張してしまう、緊張しないための対策が知りたい、という方は、ぜひ本項目の内容を参考にしてみてください。
また、カラオケで音程を合わせる方法については「【カラオケで音程が合わない?】高得点を出す方法や上手く歌うコツをプロが徹底解説!」にてご紹介しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
① 得意な曲を用意しておく
カラオケで緊張しないための対策の1つ目は「得意な曲を用意しておくこと」です。
カラオケに行った際には、普段あまり歌い慣れていないような曲を選んでしまうこともあるでしょう。
当然のことですが、あまり慣れていないカラオケという環境で歌い慣れていない曲を歌うとなると、どうしてもリラックスできなくなってしまいます。
カラオケでは画面に歌詞が映るものの、音程やリズム感、声のトーンなどに慣れていないが故に、上手く歌うことに集中せざるを得ない状態となり、体に力が入ってしまいます。
その点あらかじめ得意で歌い慣れているような曲を用意しておけば、普段通りに歌うだけで良いため、ある程度緊張せずにリラックスした状態で歌うことができるでしょう。
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② 上手く歌うことにこだわらない
2つ目は「上手く歌うことにこだわらないこと」です。
前述したように、カラオケで緊張してしまう原因の1つは「上手く歌わなければ」と考えてしまうことです。
確かに、下手だと思われたくないという気持ちは分かりますが、カラオケで歌う際に自分の実力以上の歌唱力を表現しようとしても、やはり難しいものです。
むしろ、上手く歌おうと意識しすぎてしまうが故に緊張してしまい、結果として普段の自分自身すらも出すことができないという状態に陥ってしまいます。
特に大勢で行くようなカラオケは、歌の上手さをアピールするような場ではなく、あくまで皆で楽しい雰囲気の中で歌おう、というものです。
逆に歌が上手すぎると周りの雰囲気を乱してしまう可能性もあるため、少し歌い慣れていない程度の方がちょうど良いのです。
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③ 複数人で歌う
3つ目は「複数人で歌うこと」です。
1人で歌うと緊張してしまうような曲も、皆で歌えばリラックスして楽しく歌うことができます。
合唱曲やデュエット曲であれば、複数人の声が重なって聞こえるため、自分自身の声が注目されているという感覚が薄まります。
それどころか、例えリズムや歌詞を間違えたとしても、笑い合うこともできるでしょう。
また、曲の始めから最後まで自分一人で歌う必要もないため、途中で疲れてしまって声が出しにくい、上手く歌いづらくなる、といったことも避けることができます。
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④ 歌うこと自体を楽しむよう意識する
4つ目は「歌うこと自体を楽しむよう意識すること」です。
これまでの内容とも一部重複しますが、複数人でのカラオケの本質は、上手く歌うことではなく「皆で楽しむこと」です。
歌が上手いかどうかはさておき、音楽に合わせて体を動かしたり、好きなアーティストになりきって表現するなど、とにかく歌っている瞬間を味わいながら楽しむことが大切です。
カラオケの採点も、楽しみながらリズムに乗って歌う方が結果として高くなることもあるので、まずは歌うこと自体を楽しみ、和気藹々とした雰囲気で盛り上がることを意識すると良いでしょう。
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⑤ 深呼吸してリラックスする
5つ目は「深呼吸してリラックスすること」です。
歌う前に少し深呼吸するだけでも、だいぶ体をリラックスさせることができます。
特に緊張している時は呼吸が浅くなりがちで、その結果音程や声量が不安定になりやすいと言えます。
ゆっくりと息を吸って、少し止めてから口をすぼめて吐き出すようにすると、心拍数を落ち着かせることができるため、リラックスして緊張せずに歌い出すことができるでしょう。
⑥ 歌いやすい曲を選ぶ
6つ目は「歌いやすい曲を選ぶこと」です。
世の中には数多くの曲がありますが、中には歌いにくい曲、難しい曲も多くあります。
そうした歌を選んでしまうと、上手く歌うことに集中してしまうが故に、緊張してしまいがちです。
得意な歌をあらかじめ用意しておくことも重要ですが、その場で曲を選ぶ際にも比較的歌いやすいものを選ぶことをオススメします。
カラオケで歌いやすい歌の特徴については、後ほど改めてご紹介します。
カラオケで歌が上手い人の特徴
本章では、カラオケで歌が上手い人の特徴について、以下の4つをご紹介します。
- 腹式呼吸で安定した声が出せる
- リズム感覚がある
- 落ち着いてリラックスしている
- 歌唱力を気にしていない
① 腹式呼吸で安定した声が出せる
カラオケで歌が上手い人の特徴の1つ目は「腹式呼吸で安定した声が出せること」です。
歌が上手い人と聞くと、どうしても歌唱力や歌唱テクニックを意識してしまいがちですが、呼吸法を意識して体を落ち着かせるような意識も非常に重要です。
腹式呼吸によって腹筋と横隔膜をうまくコントロールすることで、声を出すときのブレを無くし、長い歌詞フレーズでも息切れしにくくなります。
腹式呼吸をする時は、お腹を抑えながら膨らませるような意識で呼吸することがポイントです。
また、歌唱力を上げるにしても、まずは腹式呼吸で声を安定させることが重要です。
② リズム感覚がある
2つ目は「リズム感覚があること」です。
歌唱力や歌唱テクニック、あるいは腹式呼吸以外にも、リズム感も歌における非常に重要な要素です。
歌詞や音程などについてもリズムによって左右される側面が大きく、リズム感が取れていれば自然と歌詞や音程も安定します。
そんなリズム感は、先天的な部分もありますが、普段から音楽を聴くときに拍子を取ったり、足でビートを刻むような練習を重ねることで鍛えることもできます。
③ 落ち着いてリラックスしている
3つ目は「落ち着いてリラックスしていること」です。
歌の上手さの評価基準はいくつかありますが、落ち着いてリラックスしている状態で歌うと、やはり上手く歌えているように見えるものです。
実際に、過度に緊張したりや力んだりしてしまうと、声帯が固くなり、音程や声量をコントロールすることが難しくなってしまいます。
とは言え、決してダラダラとした形で歌うわけではなく、むしろ身体や心の準備が整っているからこそ、余裕を持って歌に集中できるようなイメージです。
④ 歌唱力を気にしていない
4つ目は「歌唱力を気にしていないこと」です。
違和感があるかもしれませんが、歌が上手い人ほど「下手に思われるかも」という不安をあまり抱えていないものです。
普段練習していることはあるかもしれませんが、本番になれば「とりあえず楽しんで歌おう」という気持ちが強く、そこに余計なプレッシャーを感じない人が多いと言えます。
歌唱力を気にしないからこそ、リラックスして安定した歌声を出すことができるため、結果として上手く歌うことができるのです。
カラオケで歌いやすい歌の特徴
最後に、カラオケで歌いやすい歌の特徴について、以下の3つに厳選してご紹介します。
- 極端な高音や低音が少ない
- 一定のゆっくりとしたリズムが続く
- 簡単な日本語(外国語)で構成されている
① 極端な高音や低音が少ない
カラオケで歌いやすい歌の特徴の1つ目は「極端な高音や低音が少ないこと」です。
数ある歌の中には、極端な高音や低音が混じっているものも多く、そのような歌の場合は音程を取ることが難しい上、喉にも負担がかかりやすくなります。
また、極端な高音や低音は、普段出している声の音程とも大きく異なるため、あまり声としての感覚が少ないが故に歌に乗せて出すことが難しいと言えます。
極端な高音や低音が少ないような歌であれば、音程以外の歌詞やリズムに集中して歌うことができるため、結果として歌いやすいと感じることができるでしょう。
② 一定のゆっくりとしたリズムが続く
2つ目は「一定のゆっくりとしたリズムが続くこと」です。
テンポの速い曲や、リズムに変化が多いような曲はノリが良いというメリットがある反面、初めて歌う方やリズム感に自信がない方にとっては、少し歌う際の難度が上がります。
ゆっくりとしたリズムが続くような曲であれば、把握していないような歌詞でも画面をみながらリラックスして歌うことができるため、比較的歌いやすくなると言えるでしょう。
③ 簡単な日本語(外国語)で構成されている
3つ目は「簡単な日本語(外国語)で構成されていること」です。
日本語の歌詞が早口だったり、英語やその他の言語が混ざっているような歌は、どうしても発音や歌い方に気を取られてしまいがちです。
慣れない言葉を舌が回らない状態で歌おうとすると、リズム感と発音を同時にコントロールする必要があり、慣れていない人ほど難易度が上がってしまいます。
極端な高音や低音が少ない歌、あるいは一定のゆっくりとしたリズムが続くような歌は、同時に歌詞がシンプルである傾向にもあるため、その点も意識しながら歌を選んでみると良いでしょう。
カラオケを楽しもう!
いかがでしたでしょうか。
今回は、カラオケの緊張に焦点を当て、カラオケで緊張してしまう原因や緊張しないための対策、カラオケで歌が上手い人の特徴などをご紹介しました。
本記事でもご紹介した通り、カラオケで緊張してしまうのは「注目されている感覚があること」や「完璧を求めすぎてしまうこと」にあります。
大勢で行くようなカラオケは、あくまで楽しむことを目的に行くのであり、歌の上手さを主張する場ではないということは、1つ意識しておくと良いかもしれません。
また、横浜ボーカル教室では、歌が上手くなりたい、歌唱テクニックを磨きたい、という方をいつでも歓迎しています。
カラオケの場で歌うという目的のもと歌の練習がしたいという方も多くいるので、気になる方はぜひお気軽にご連絡ください。
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