「カラオケで歌うと音程が合わない」
「音程感覚を身に付けてカラオケで高得点を狙いたい」
歌唱力が伸び悩んでいる方、あるいはカラオケで上手いと思われたいと考えている方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
歌の音程は、歌唱力において最も重要な部分であり、音程さえ合っていれば、ある程度「歌が上手い」という印象を与えることができます。
そこで今回は、音程感覚を身に付けたいという方に向けて、カラオケで音程を合わせるための練習方法や音程が合わない原因、そして カラオケで音程以外に意識すべきことなどについてご紹介します。
また、歌の練習については「【本当に上達する!】歌の練習方法や具体的なコツを徹底解説!」にてご紹介しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
歌うことにおける音程とは?
まずはじめに、音程についてご紹介します。
音程とは、2つの音の高さの隔たりを指す言葉です。
カラオケや歌唱において、正しい音程で歌うことは美しい歌声を生み出すための非常に重要な要素の1つであり、歌の上手さ = 音程が合っているかどうか、と判断されることも多々あります。
また、人間の耳は、音程の違いを非常に細かく聞き分けることができます。
しかし、自分で歌う際には、頭の中でイメージしている音と実際に出している声にズレが生じやすいものです。
これが、カラオケで音程がズレてしまう1つの原因です。
音程を正確に取るためには、まず基準となる音をしっかりと耳に入れることが重要であり、その音を頭の中で再現し、それに合わせて声を出す練習を重ねることで、徐々に音程の精度が上がっていきます。
音程が合わない原因や具体的な練習方法については、後ほど改めてご紹介します。
カラオケで音程が合わない原因
本項目では、カラオケで音程が合わない原因について、以下の6つをご紹介します。
- 音程を正しく理解できていない
- 正しい音程に合わせて歌うことができない
- 歌の歌詞を正確に覚えていない
- 歌のキーが合っていない
- 歌のリズムが合っていない
- テクニックを意識しすぎている
カラオケで音程が合わない、と感じている方は ぜひ本項目の内容を参考にしてみてください。
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① 音程を正しく理解できていない
カラオケで音程が合わない原因の1つ目は「音程を正しく理解できていないこと」です。
正しい音程で歌うことの第一歩は、まず歌の音程を正しく頭に入れることです。
音程が合わないことを「音痴」と呼ぶことがありますが、音痴である原因のほとんどは 普段から音楽を聴く機会が少なかったり、音程を意識する機会があまり無いことです。
つまり、誰でも歌や音楽に触れる機会が増えれば、自然と音程を理解することに慣れてくるのです。
② 正しい音程に合わせて歌うことができない
2つ目は「正しい音程に合わせて歌うことができないこと」です。
正しい音程を理解できていても、それを正しく発音することができなければ、当然音程はズレてしまいます。
声を出す際の呼吸の仕方、喉の使い方、口の開け方などが適切でないと、思い通りの音程で歌うことができません。
また、先ほどご紹介した通り、自分で歌う際には、頭の中でイメージしている音と実際に出している声にズレが生じやすいというのも原因の1つです。
③ 歌の歌詞を正確に覚えていない
3つ目は「歌の歌詞を正確に覚えていないこと」です。
いくら音程感覚が身に付いていても、歌詞が頭に入っていなければ、どうしても意識が歌詞に集中してしまいます。
カラオケでは、歌詞が画面上に表示されますが、いざ歌ってみる段階になってみると想像していた歌詞と違った、ということは誰もが体験したことがあるでしょう。
歌を歌っている最中にそのようなことが頻繁にあると、100%音程に集中することができず、結果として音程がズレた状態で歌うことに繋がってしまいます。
④ 歌のキーが合っていない
4つ目は「歌のキーが合っていないこと」です。
歌のキーとは、歌の音の高さの基準となる音のことを指します。
カラオケでよく使われる「キーを上げる」「キーを下げる」という設定は、歌全体の音の高さを変更することを意味します。
歌のキーを適切に合わせない状態で歌ってしまうと、無理に高音や低音の声を出すことに繋がってしまい、結果として音程がズレてしまいます。
まずは自分自身が出せる声の音の高さを理解し、それに合わせて歌のキーを調節することが重要です。
⑤ 歌のリズムが合っていない
5つ目は「歌のリズムが合っていないこと」です。
歌うことにおいては、音程が合っていることと同じくらい、リズム感や表現力も重要となります。
リズム感や表現力が身に付いていれば、自然と音程も合わせやすくなり、波に乗ったような感覚で歌が歌えるようになります。
音程が合っていないが故に音程だけに意識が集中してしまうこともありますが、まずは歌全体のリズム感やアーティストの表現力などを意識して、体全体で歌うことを意識してみると良いでしょう。
⑥ テクニックを意識しすぎている
6つ目は「テクニックを意識しすぎていること」です。
カラオケの採点基準には、少なからずビブラートやこぶしなどのテクニックも含まれます。
しかし、これらのテクニックはあくまで歌っている最中に自然と表現されるもので、意識的に創り出すようなものではありません。
歌っている最中にテクニックを意識しすぎるがあまり、音程がズレてしまうくらいであれば、テクニックは一旦考えずに歌うことをオススメします。
カラオケの音程を合わせるための練習方法とステップ
次に、カラオケの音程を合わせるための練習方法とステップについて、以下の6つに分けてご紹介します。
- 歌の歌詞やリズムをしっかりと覚える
- 音階練習を取り入れる
- 腹式呼吸を意識する
- 力まず、体の力を抜いて歌う
- カラオケの音程バーを参考にする
- 自分の声を客観的に聞いてみる
実際にカラオケで音程の練習をする際は、ぜひ本項目の内容を参考にしてみてください!
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① 歌の歌詞やリズムをしっかりと覚える
カラオケの音程を合わせるための練習方法とステップの1つ目は「歌の歌詞やリズムをしっかりと覚えること」です。
前述したように、歌の歌詞やリズムがしっかりと頭に入っていなければ、歌を歌う際に100%音程に集中することはできません。
音程を意識して歌を歌うためには、まずはしっかりと歌の歌詞やリズムを頭に入れることが重要です。
また、アーティストの歌い方の特徴や癖、表現力なども理解しておくことで、実際に歌う際に本来の音程や感覚をイメージしやすいでしょう。
② 音階練習を取り入れる
2つ目は「音階練習を取り入れること」です。
ピアノのアプリやチューナーなどを使用して「ドレミファソラシド」の音階を上下に歌う練習を続けることで、徐々に音程感覚が身に付いていきます。
最初は 一音ごとに確認しながらゆっくりと練習し、正確な音が出せるようになってから、徐々にテンポを上げていきます。
音階練習で音程感覚を身に付けることができれば、歌っている最中の音の変化にも難なく対応することができるので、ぜひ試してみてください。
③ 腹式呼吸を意識する
3つ目は「腹式呼吸を意識すること」です。
腹式呼吸とは、横隔膜を使って腹部を膨らませながら呼吸する方法で、安定した声量と音程を保つために欠かせない要素です。
仰向けに寝て腹部に本などの軽い重りを置き、呼吸に合わせて重りが上下するように意識します。
腹式呼吸を身に付けて深く呼吸することができるようになれば、特に高音や低音などの場面で音程や声を安定させやすくなります。
④ 力まず、体の力を抜いて歌う
4つ目は「力まず、体の力を抜いて歌うこと」です。
感覚的なスキルにはなりますが、体に力が入った状態では、音程を維持しながら上手く歌を歌うことはできません。
音程やリズム、表現力、歌詞など、上手く歌おうとするとどうしても考えることが多くなり、体に力が入ってしまいますが、歌う時はリラックスし、体の力を抜くことが重要です。
⑤ カラオケの音程バーを参考にする
5つ目は「カラオケの音程バーを参考にすること」です。
カラオケの音程バーは、単に歌声の音程を評価するためだけのものではなく、実際に歌う際の音程の上げ下げの参考になります。
音程バーの形を見ながら歌うことで、次に来る音がどの程度高いのか、あるいはどの程度低くなるのか、常に意識しながら歌うことができます。
はじめは音程バーを見て音程を意識することが難しいかもしれませんが、慣れてきたら徐々に試してみると良いでしょう。
⑥ 自分の声を客観的に聞いてみる
6つ目は「自分の声を客観的に聞いてみること」です。
カラオケで音程を合わせる練習をする際には、自分の声を客観的に聞いてみることも効果的です。
普段カラオケなどで歌っている際の歌声は、あまり自分で客観視することがありません。
そのため、意識していない部分で想定と違う歌い方をしていたり、本来の形とは異なる表現を用いてしまっている場合があります。
本記事でご紹介したような方法で音程感覚を養うことも重要ですが、まずは自分自身の歌い方を知るというのも、1つ意識しておきたいポイントです。
歌唱力を大幅に上げる方法
本項目では、歌唱力を大幅に上げる方法についてご紹介します。
歌唱力をアップさせる方法はいくつかありますが、最短で正しいスキルを習得することができるという点では、ボーカル教室に通うことをオススメします。
特に歌うことに慣れていない方にとって、歌い方や声の出し方、音程感覚の身に付け方は、今後の歌唱力における土台となる部分です。
もちろん、目指しているゴールや目標によって最適な環境は異なりますが、歌唱力をアップさせることにおいて、ボーカル教室は環境として最適です。
横浜ボーカル教室でも、音程が分からない、という方に向けた最適なレッスンをご用意しているので、ぜひ一度遊びにきてください!
ボーカル教室に通うメリットについては、次の項目で詳しくご紹介しています。
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ボーカル教室に通うメリット
最後に、ボーカル教室に通うメリットについて、以下の3つに厳選してご紹介します。
- プロの指導のもとで歌の練習ができる
- 正しい知識とスキルが最短で身に付く
- 仲間と楽しみながら歌の練習ができる
ボーカル教室に通うことを検討している方は、ぜひ本項目の内容を参考にしてみてください。
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① プロの指導のもとで歌の練習ができる
ボーカル教室に通うメリットの1つ目は「プロの指導のもとで歌の練習ができること」です。
ご存知の通り、ボーカル教室には元歌手や音楽家など、幅広い音楽の世界を経験した先生が在籍しています。
歌の練習における経験や失敗談、個人に合わせた最適な練習方法など、独学だけでは学ぶことができないようなことまで体系的に学ぶことができます。
もちろん、カラオケで音程を合わせたいという方にとって最適な練習方法についても、丁寧に教えてくれるでしょう。
② 正しい知識とスキルが最短で身に付く
2つ目は「正しい知識とスキルが最短で身に付くこと」です。
音程を合わせる練習に限らず、歌や発音の練習においても、ボーカル教室は最も適している環境であると言えます。
先生や設備、仲間など、音楽教室には歌唱力をアップさせるために必要なものが揃っています。
カラオケや自宅での練習に比べると、多少の費用はかかりますが、歌うことにおける正しい知識とスキルを最短で身に付けたいという方には、オススメの環境です。
③ 仲間と楽しみながら歌の練習ができる
3つ目は「仲間と楽しみながら歌の練習ができること」です。
ボーカル教室の価値は、単に歌唱力や音程の合わせ方が上手くなることだけではありません。
同じような目標を持った仲間が多く在籍していることも、ボーカル教室の魅力です。
時には歌の練習で切磋琢磨し合い、時には友人としてコミュニケーションを取るなど、同じ趣味や思考を持った仲間と交流することができるという点は、人生におけるかけがえのない経験になるかもしれません。
ボーカル教室には、本格的に歌手を目指したいという方から、趣味程度に歌うことを楽しみたいという方まで、幅広い目標や思考を持った生徒が在籍しているので、自分に合った仲間を見つけることができるでしょう。
カラオケの音程は、練習と慣れで改善できる
いかがでしたでしょうか。
今回は、カラオケの音程の練習方法というテーマで、具体的な練習方法やコツ、ボーカル教室に通うメリットなどをご紹介しました。
本記事でもご紹介した通り、音程感覚は普段からの慣れによる影響も大きく、日常的に歌や音楽に触れることで少しずつ身に付いていくものでもあります。
とは言え、音程を合わせると同時に歌唱力をアップさせたいという場合は、より本格的な練習を取り入れる必要があることも事実です。
歌の練習や音程の練習について悩んでいるという方は、ぜひ一度横浜ボーカル教室に遊びにきてください!
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