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2024.12.24 スタッフブログ

【倍音が魅力的な歌手は?】倍音の種類や代表的な歌手、習得のポイントを徹底解説!

倍音を使いこなす歌手が知りたい

倍音を使いこなして歌唱力を上げたい

倍音が魅力的な歌手について知りたい方の中には、倍音を使いこなせるようになりたい方も多いのではないでしょうか。

倍音は、音楽において人々を魅了する大切な要素の1つです。

そのため、歌唱力を上げたい方は、倍音が魅力的な歌手の歌声を参考にして、トレーニングを行うと良いでしょう。

そこで本記事では、倍音の種類や倍音を使いこなす歌手、歌唱で倍音を習得するためのポイントなどについてご紹介します。

歌唱力を上げたい方はぜひ参考にしてください。

歌手が使いこなす倍音とは?

まずはじめに、歌手が使いこなす倍音についてご紹介します。

倍音とは、基音(基本となる音)と同時に発生する、基音とは別の周波数を持つ音のことです。

私たちの歌声や普段話すときの声にも倍音が含まれており、多くの倍音が混じることで特徴的な声質になります。

倍音の種類

次に、倍音の種類について、以下の2つをご紹介します。

  • 整数次倍音
  • 非整数次倍音

①整数次倍音

倍音の種類の1つ目は「整数次倍音」です。

整数次倍音とは、基音に対して整数倍の周波数を持つ音のことです。

例えば、基音の「ド」には、2倍の周波数であるオクターブ上の「ド」や、3倍の周波数である「ソ」の音が含まれます。

整数次倍音には和音が多く含まれるといった特徴から、クリアな音質になりやすいです。

歌唱で整数次倍音を使いこなせるようになると、聴き手にクリアでパワフルな印象を与えることができます。

②非整数次倍音

2つ目は「非整数次倍音」です。

非整数次倍音とは、基音に対して不規則な周波数を持つ音のことです。

例えば、ハスキーボイスの人が歌ったときに混ざる息の音や、しゃがれ声の人が発声する濁った音などが非整数次倍音にあたります。

また、整数次倍音が音階のようなきれいで調和のある音なのに対して、非整数次倍音はノイズなどの不協和音に近い音です。

そのため、非整数次倍音が基音に混じると、独特な雰囲気を感じ取れるでしょう。

歌唱で非整数次倍音を使いこなせるようになると、聴き手にリラックス感とムーディーな印象を与えることができます。

整数次倍音を使いこなす歌手

ここでは、整数次倍音を使いこなす歌手を5人ご紹介します。

  1. 美空ひばり
  2. 郷ひろみ
  3. 浜崎あゆみ
  4. ボブ・ディラン
  5. ジョン・レノン

① 美空ひばり

整数次倍音を使いこなす歌手の1人目は「美空ひばりさん」です。

美空ひばりさんは、1946年にデビューしましたが、当時9歳だったこともあり、天才少女として戦後復興のシンボルにもなりました。

また、美空ひばりさんは、曲の中で整数次倍音や非整数次倍音を使い分けており、両者を巧みに操ることができる数少ない歌手です。

その歌声は、低音域から高音域まで良く響くため、壮大なスケールを感じさせる印象があります。

代表曲には「川の流れのように」「愛燦燦(あいさんさん)」などがあります。

② 郷ひろみ

2人目は「郷ひろみさん」です。

郷ひろみさんは、1972年にデビューして以降、50年以上活躍するポップスシンガーです。

デビュー直後から爆発的な人気があり、紅白歌合戦に37回出場しているベテラン歌手でもあります。

郷ひろみさんの歌声は、伸びが良く、男性でありながら高音域がクリアなのが特徴です。

代表曲には「2億4千万の瞳」や「言えないよ」などがあります。

③ 浜崎あゆみ

3人目は「浜崎あゆみさん」です。

浜崎あゆみさんは、1988年に19歳でデビューを果たし、数々のミリオンセラーを連発した女性歌手です。

また、当時の若者を中心に絶大な人気があり、平成の歌姫と称されています。

浜崎あゆみさんの歌声は、特に高音域の伸びが良く、音の粒がしっかりしている印象です。

代表曲には「SEASONS」や「M」などがあります。

④ ボブ・ディラン

4人目は「ボブ・ディランさん」です。

ボブ・ディランさんは、アメリカ出身のシンガーソングライターです。

グラミー賞やアカデミー賞など、様々な賞を受賞しており、ロックの殿堂入りも果たしています。

また、ボブ・ディランさんの歌声は、少しザラっとしたノイズが混じりながらも、音の粒がクリアな印象です。

代表曲には「Blowin’ In The Wind」などがあります。

⑤ ジョン・レノン

5人目は「ジョン・レノンさん」です。

ジョン・レノンさんは、イギリス出身のシンガーソングライターで、ビートルズのギター&ボーカルとしても有名です。

また、音楽を通じて愛と平和を伝える音楽家の側面も持っており、没後も世界中で絶大な人気を誇っています。

ジョン・レノンさんの歌声は、深みのある響きが特徴的で、高音になるほどクリアな印象です。

代表曲には「Imagine(イマジン)」などがあります。

非整数次倍音を使いこなす歌手

次に、非整数次倍音を使いこなす歌手を5人ご紹介します。

  1. 森進一
  2. 桑田佳祐
  3. 宇多田ヒカル
  4. P!nk(ピンク)
  5. ブルーノ・マーズ

① 森進一

非整数次倍音を使いこなす歌手の1人目は「森進一さん」です。

森進一さんは、昭和歌謡界を彩った日本を代表する演歌歌手です。

第1回 日本レコードセールス大賞ゴールデン賞などの数々の受賞歴があり、現在も現役で活躍しています。

森進一さんは、独特なハスキーボイスが特徴で、高い表現力もあるため、聴き手を魅了します。

代表曲には「襟裳岬(えりもみさき)」や「冬のリヴィエラ」などがあります。

② 桑田佳祐

2人目は「桑田佳祐さん」です。

桑田佳祐さんは、サザンオールスターズのギター&ボーカルです。

ソロ活動も行っており、数々のヒットソングを生み出しています。

桑田佳祐さんは、独特のしゃがれ声が特徴で、一度聴くだけでもかなり印象に残ります。

代表曲には「波乗りジョニー」や「白い恋人達」などがあります。

③ 宇多田ヒカル

3人目は「宇多田ヒカルさん」です。

宇多田ヒカルさんは、15歳の若さでデビューしてから現在まで、最前線で活躍している女性歌手です。

また、数々のミリオンセラー作品があり、その人気から国民的歌姫と称されています。

宇多田ヒカルさんは、息が混じったバランスの良い歌声が特徴で、曲調に合わせてささやき声を使いこなしています。

代表曲には「Automatic」や「Flavor Of Life」などがあります。

④ P!nk(ピンク)

4人目は「P!nk(ピンク)さん」です。

P!nk(ピンク)さんは、アメリカ出身のシンガーソングライターです。

パワフルなライブパフォーマンスで幅広い世代から支持されており、世界のポップ・アイコンとして活躍しています。

P!nk(ピンク)さんは、ハスキーボイスとしゃがれ声が混ざったような歌声が特徴で、スモーキーで力強い印象です。

代表曲には「Just Give Me a Reason」などがあります。

⑤ ブルーノ・マーズ

5人目は「ブルーノ・マーズさん」です。

ブルーノ・マーズさんは、ハワイ出身のシンガーソングライターです。

世界で初めてシングル3作を1,000万枚以上売り上げた男性アーティストとして、ギネス世界記録に認定されており、世界中に多くのファンがいます。

ブルーノ・マーズさんは、地声と裏声をミックスさせた歌声が特徴で、高音域になるほど音割れのようなノイズが混ざります。

代表曲には「Just the Way You Are」などがあります。

歌唱で倍音を習得するためのポイント

最後に、歌唱で倍音を習得するためのポイントを3つご紹介します。

  1. 共鳴腔を意識して声を響かせる
  2. 正しい姿勢を意識する
  3. 息の量をコントロールする

これらのポイントを歌唱に取り入れることで、表現力がアップし、他の歌手にはない独自性を生み出すことが可能です。

① 共鳴腔を意識して声を響かせる

歌唱で倍音を習得するためのポイントの1つ目は「共鳴腔を意識して声を響かせること」です。

共鳴腔とは、体の中で発声した音が響く空洞部分のことです。

ヒトの体内には5つの共鳴腔がありますが、その中でも歌唱で特に重要なのが、咽頭腔/口腔/鼻腔の3つです。

これらの共鳴腔を使って、歌声を響かせるイメージを持つと整数次倍音が発生しやすくなります。

また、共鳴腔を使ってトレーニングを行うときは、次の点を意識すると良いでしょう。

  • 軽くあくびをする感覚で低いトーンの声を出す
  • 喉の奥が見えるように舌の奥を下にへこませ、中音のトーンで声を出す
  • 口を閉じてハミングを行い、鼻に触れて振動しているか確認する

② 正しい姿勢を意識する

2つ目は「正しい姿勢を意識すること」です。

肩が内側に入る姿勢は、呼吸が浅くなるため、歌声の響きが悪くなります。

そのため、響き豊かな倍音を使いこなすには、肩を背中側に開いて歌うのが効果的です。

③ 息の量をコントロールする

3つ目は「息の量をコントロールすること」です。

発声した音に息が混ざることで、非整数次倍音が発生しやすくなります。

息の量をコントロールできるようになるには、ブレスコントロールやロングトーン、発声練習などのトレーニングが欠かせません。

また、独学でトレーニングすることも可能ですが、間違ったトレーニングを続けると、喉を痛めてしまったり、変な癖がついてしまったりする恐れがあります。

そのため、倍音をマスターするには、プロから直接教わる方法がおすすめです。

プロから教わることで正しいトレーニングを実践でき、歌唱力を飛躍的に高めることが可能になります。

倍音で歌唱力を上げたいなら、横浜ボーカル教室へ

今回は、歌手が使いこなす倍音の知識や、代表的な歌手を中心にご紹介しました。

倍音は、様々なトレーニングを経て習得できますが、独学での習得は難しいのも事実です。

そのため、より早く歌唱力を上げたいなら、プロから直接指導を受けることをおすすめします。

横浜ボーカル教室では、呼吸法や発声法など倍音の習得につながる様々なレッスンをご用意しています。

30分の無料体験レッスンも行っているので、気になる方はぜひお気軽にご連絡ください!

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