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2024.03.14 お知らせ

【初心者向け】ウィスパーボイスとは?その特徴や使い方をプロが解説

ウィスパーボイスを使いこなしたいけど、コツやトレーニング方法が分からない

ウィスパーボイスの魅力や活用シーンを知りたい

ボイストレーニングをしている方、あるいは歌唱力を上げようと考えている方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

ウィスパーボイスは、使い方によって聞いている人に様々な印象を与え、歌の表現の幅を広げる有効なテクニックの1つです。

そこで今回は、歌におけるウィスパーボイスについて、魅力や使い方、実際のトレーニング方法について解説します。

また、YOKOHAMA ボーカル教室では、仲間と一緒に歌唱力を上げたい、趣味として歌の指導を受けたいという方に向けて、各個人に合った最適なレッスンコースをご用意しています。

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ウィスパーボイスとは?

まずはじめに、ウィスパーボイスの定義や魅力についてご紹介します。

ウィスパーボイスとは、ささやき声や小さな声を意味する英語の「whisper(ウィスパー)」と「Voice(ボイス)」が合わさった言葉です。

ささやき声や吐息に声を乗せたような表現が特徴のウィスパーボイスは、歌における様々なシーンでその特徴を発揮しており、悲しい雰囲気や優しさ、時にはセクシーさを表現することもできます。

歌唱においてウィスパーボイスのテクニックは欠かせないものであり、歌唱力を一段と向上させるには、ウィスパーボイスを練習することが重要です。

また、ウィスパーボイスは単体のテクニックとしてだけでなく、他の音高や特徴を持った声と重ねて歌うことで、新しい印象の表現にも役立ちます。

ウィスパーボイスを使いこなせていない、ウィスパーボイスについてまだあまりよく知らない、という方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

歌や音楽におけるハモリについては、「【ハモリとは?】歌唱テクニックをマスターし、表現力を豊かにしよう!」にて詳しく解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!

ウィスパーボイスを活用するシーン

次に、ウィスパーボイスを活用するシーンについてご紹介します。

本記事では、あくまで歌におけるウィスパーボイスについて解説していますが、少し視野を広げてみると、ウィスパーボイスは以下のようなシーンでも活用されています。

  • ASMR
  • 耳打ち
  • 演劇や映画シーンでの演出
  • 会話での表現

このように、ウィスパーボイスは、テーマによって様々な意味を持ち、各状況で使い分けることで幅広い表現が可能となります。

また、音楽や歌におけるウィスパーボイスの活用シーンとしては、以下のようなシーンが挙げられます。

  • 優しさの表現
  • 寂しさの表現
  • 深みの表現
  • セクシーさの表現
  • 興味や注意を惹きつける際の表現

同じウィスパーボイスでも、活用シーンによってその表現方法は少しずつ異なり、歌を歌う際に上手く使い分けるには、相応の練習量と慣れが必要です。

ウィスパーボイスを出す際のポイント

次に、ウィスパーボイスを出す際のポイントについて、以下の4つをご紹介します。

  1. リラックスした状態と姿勢で声を出す
  2. 声帯を意識する
  3. 正しい呼吸法を身につける
  4. マイクの使い方を理解する

リラックスした状態と姿勢で声を出す

ウィスパーボイスを出す際のポイントの1つ目は「リラックスした状態と姿勢で声を出すこと」です。

ウィスパーボイスは、爆発的なエネルギーや強い想いなどの表現とは対象的であり、リラックスした状態で落ち着いた雰囲気を演出することが重要です。

深呼吸をして肩の力を抜き、可能であれば心地の良い姿勢なども意識すると良いでしょう。

エネルギッシュな表現とは違い、緊張が完全に無い状態で声を出さなければ、質の高いウィスパーボイスを使いこなすことは難しいと言えます。

声帯を意識する

2つ目は「声帯を意識すること」です。

異なる状況や活用シーンを通してウィスパーボイスを表現するためには、声帯の使い方に細心の注意を払うことが必要です。

余計な力が加わるようなことは避け、声帯が発声によって自然に振動する感覚を探るようにすると良いでしょう。

正しい呼吸法を身につける

3つ目は「正しい呼吸法を身につけること」です。

ウィスパーボイスのみに限った話ではありませんが、歌唱力の幅を広げることにおいて、正しい呼吸を使いこなすことは非常に重要です。

腹式呼吸で息を深く吸い、吐き出す息に声をのせるような感覚で表現することで、綺麗かつ美しいウィスパーボイスを表現することができるでしょう。

マイクの使い方を理解する

4つ目は「マイクの使い方を理解すること」です。

歌唱におけるコツとは少し異なりますが、大舞台などのマイクを通して声を届けるようなシーンでは、マイクの使い方についても頭に入れておく必要があるでしょう。

ウィスパーボイスは比較的声量が小さいため、声の細かなニュアンスや息づかいまで伝わってしまうことが多いと言えます。

声の細かなニュアンスや息づかいが伝わること自体がマイナスという訳ではありませんが、息の音が過度に録音されることを防ぎ、クリアな表現となるような意識が重要です。

ウィスパーボイスのトレーニング方法

最後に、ウィスパーボイスのトレーニング方法について、以下の3つをご紹介します。

  1. 腹式呼吸を意識する
  2. 息の流れを意識する
  3. 声帯をコントロールする

腹式呼吸を意識する

ウィスパーボイスのトレーニング方法の1つ目は「腹式呼吸を意識すること」です。

ウィスパーボイスを出す際のポイントとしてもご紹介しましたが、腹式呼吸は歌唱における基本的な呼吸法であり、あらゆるボーカルテクニックの土台となります。

腹式呼吸を体に浸透させるためには、息を吸う時に腹部を膨らませ、息を吐く時に腹部が凹むような状態を意識します。

腹式呼吸を身につけることができれば、呼吸を深めることができるようになり、結果としてウィスパーボイスにも安定感をもたらします。

リラックスした姿勢でお腹に手を当て、深い呼吸を繰り返す練習をすると良いでしょう。

息の流れを意識する

2つ目は「息の流れを意識すること」です。

ウィスパーボイスでは、どちらかというと声の振動よりも息の流れが重要であると言えます。

スムーズな息の流れを意識することで声帯への負担を減らし、繊細な声質のウィスパーボイスを出すことができるようになります。

腹式呼吸と息の流れが意識できるようになったら、呼吸に声をのせ、ささやくような発声を練習すると良いでしょう。

声帯をコントロールする

3つ目は「声帯をコントロールすること」です。

声帯をコントロールすることにおいては、感覚的な面も重要となりますが、声帯における過度な緊張を避け、自然な振動を心がけることが重要です。

通常の声を出す段階から、徐々に声量や声の強さを下げることで、それぞれの発声のタイミングで声帯がどのように機能しているのかを意識することができるはずです。

このような感覚と発声のコツを習得し、ウィスパーボイスが声帯におけるどのような感覚をもたらすのかを体に覚えさせることが重要です。

ボイトレで歌唱力をアップさせよう

いかがでしたでしょうか。

今回は、ウィスパーボイスについて、その魅力や発声時のポイント、上達させるためのトレーニング方法をご紹介しました。

ウィスパーボイスをはじめとした歌唱におけるテクニックは、理論で理解するよりも実際に練習を通して体で感じることが重要です。

プロが使い分ける様々なウィスパーボイスで耳を養い、実際に自宅やカラオケなどで練習してみると良いでしょう。

また、横浜ボーカル教室には、趣味で歌の練習をしたい生徒から、多くのテクニックを身につけてプロの歌手を目指す生徒まで、幅広い仲間がボイストレーニングに励んでいます。

カラオケで歌を歌う際の歌唱力をアップさせたい、歌うことにおける色々なテクニックを学びたい、などと考えている方には、30分の無料レッスンもご用意しているので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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