「歌を歌いたいけれど、すぐに声が枯れてしまう」
「長時間歌っても喉を痛めない方法が知りたい」
歌を歌うことが好きな方の中には、声が枯れてしまうことに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
歌を長く楽しむためには、正しい発声や喉を守るケアが非常に重要であり、適切なボイストレーニングを取り入れることで、声が枯れにくくなり、安定した歌声を維持することができます。
そこで今回は、声が枯れる原因や喉に負担をかけずに歌うためのポイント、日常でできるケア方法などをご紹介します！
また、横浜ボーカル教室では、声の悩みに合わせたボイストレーニングを提供しています。
喉の負担を減らしながら歌唱力を向上させたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください！
無料体験レッスンも実施中です！
また、歌の練習については「【本当に上達する！】歌の練習方法や具体的なコツを徹底解説！」にてご紹介しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください！
歌で声が枯れてしまう原因とは？
まずはじめに、歌で声が枯れてしまう原因についてご紹介します。
歌を歌っていると声が枯れてしまう原因はいくつか考えられます。
その１つが、無理な発声による喉への負担です。
特に、力んだ状態で高音を出そうとしたり、喉を締めつけるような発声を続けたりすると、声帯に大きな負担がかかり、声が枯れやすくなってしまいます。
また、長時間の歌唱や大声での発声も、声帯の疲労を招く要因と言え、適切な休憩を取らずに歌い続けると、喉の炎症を引き起こしやすくなります。
さらに、呼吸が浅いことも声枯れの原因の一つです。
正しい腹式呼吸ができていないと、喉に過度な負担がかかり、安定した発声が難しくなるでしょう。
【関連記事】
・音の豊かさを生み出す「倍音」とは？初心者にもわかりやすくプロが解説！
・【倍音とは？】歌声の特徴や基音との違い、歌う際のテクニックについてプロが解説！
歌う前の喉のウォーミングアップ
次に、歌う前の喉のウォーミングアップについて、以下の３つをご紹介します。
- リップロール
- ハミング
- 喉のストレッチ
【関連記事】
・【これが基本】ベルティングボイスの出し方とは？ミックスボイスとの違いや具体的な練習方法もご紹介！
・【全てがわかる！】ミックスボイスとは？その練習方法からおすすめの練習曲まで徹底解説！
・【カラオケで歌を上達させる方法】効果的な練習方法やポイントを徹底解説！
① リップロール
歌う前の喉のウォーミングアップの１つ目は「リップロール」です。
リップロールとは、唇を軽く閉じた状態で息を吐き、ブルブルと振動させる発声練習のことです。
このトレーニングを行うことで、余計な力みを取り除き、声帯をリラックスさせることができます。
また、息の流れをスムーズにし、安定した発声の土台を作ることもできるため、歌い始める前に取り入れると声の出しやすさが格段に向上します。
最初は無理に音を出そうとせず、息を吐きながら唇を振動させることを意識すると良いしょう。
② ハミング
２つ目は「ハミング」です。
ハミングは、口を閉じた状態で「ん〜」と声を出すような発声練習です。
喉を無理に開かずに声を出すことができるため、声帯に優しいウォーミングアップ方法としてオススメです。
ハミングをすると、声が鼻腔に響きやすくなり、共鳴を意識した発声ができるようになります。
最初は低い音からスタートし、無理のない範囲で音程を上げ下げしていくと、喉を徐々に温めることができるでしょう。
③ 喉のストレッチ
３つ目は「喉のストレッチ」です。
喉周りの筋肉が緊張していると、声帯がうまく機能せず、声がかすれたり枯れたりしやすくなります。
そのため、歌う前に喉のストレッチを行うことも大切です。
例えば、首をゆっくり左右に倒したり、前後に伸ばしたりすることで、喉の周辺の筋肉をほぐすことができます。
また、あくびをするように口を大きく開けるストレッチを取り入れるだけで、喉の緊張を和らげ、スムーズな発声へとつなげることができるでしょう。
喉に疲労を溜めない歌い方とコツ
本章では、喉に疲労を溜めない歌い方とコツについて、以下の３つをご紹介します。
- 歌う前に喉のウォームアップをする
- 正しい呼吸法で歌う
- 細めに水分を補給する
【関連記事】
・【自宅で簡単にできる！】歌の練習にオススメの無料アプリ９選！
・【プロが勧める！】歌の練習に最適な場所や具体的な方法について徹底解説！
① 歌う前に喉のウォームアップをする
喉に疲労を溜めない歌い方とコツの１つ目は「歌う前に喉のウォームアップをすること」です。
喉に疲労を溜めないためには、歌い始める前にウォームアップを行うことが大切です。
歌を歌う際に急に大きな声を出すと、声帯がびっくりして負担がかかりやすくなってしまいます。
前章でご紹介したようなリップロールやハミング、喉のストレッチなどを取り入れることで、喉を優しく温め、スムーズに声を出せる状態を作ることができるでしょう。
また、発声前に軽く体を動かしてリラックスするのも効果的で、ウォームアップをしっかり行うことで、喉の負担を減らしながら安定した歌声を維持することができます。
② 正しい呼吸法で歌う
２つ目は「正しい呼吸法で歌うこと」です。
歌うときの呼吸が浅いと、無理に喉で声を出そうとしてしまい、声帯に大きな負担がかかってしまいます。
そのため、腹式呼吸を意識して、しっかりと息を使いながら歌うことが重要です。
腹式呼吸では、お腹を膨らませながら深く息を吸い、吐くときにお腹を引き締めるようにコントロールします。
この呼吸法を身につけることで、息の流れがスムーズになり、喉に余計な力を入れずに安定した声を出せるようになるでしょう。
また、息の量を調節しながら歌うことで、喉の負担を軽減し、長時間歌っても疲れにくくなります。
③ 細めに水分を補給する
３つ目は「細めに水分を補給すること」です。
歌うときに喉の乾燥を防ぐことも、疲労を溜めないために大切なポイントです。
喉が乾燥すると、声帯の振動がスムーズに行われず、無理に声を出そうとしてしまいがちです。
その結果、喉に負担がかかり、声が枯れやすくなります。
こまめに水を飲むことで、声帯の潤いを保ち、安定した発声を維持することができます。
特に常温の水や白湯を飲むと、喉に優しく、負担を軽減できます。
カフェインやアルコールを含む飲み物は喉を乾燥させる可能性があるため、控えるのが理想的です。
綺麗な声を安定して出し続ける方法
ここでは、綺麗な声を安定して出し続ける方法について、以下の４つをご紹介します。
- 正しい姿勢で歌う
- 喉に負担をかけるような歌い方を避ける
- 連続で歌い続けることを避ける
- 自分の歌い方や限界を知る
【関連記事】
・【歌の練習が恥ずかしい方へ！】オススメの練習方法や克服する方法をご紹介！
・【マイクの正しい持ち方を解説】カラオケで上手く歌うためのコツとポイントをご紹介！
① 正しい姿勢で歌う
綺麗な声を安定して出し続ける方法の１つ目は「正しい姿勢で歌うこと」です。
正しい姿勢で歌うことは、安定した声を出し続けるための基本中の基本と言えます。
猫背や前かがみの姿勢では、呼吸が浅くなり、喉に余計な負担がかかってしまうため、背筋を伸ばし、肩の力を抜いたリラックスした状態で歌うことが理想です。
また、足を肩幅に開き、重心を均等に保つことで、呼吸がスムーズになり、安定した発声が可能になるでしょう。
② 喉に負担をかけるような歌い方を避ける
２つ目は「喉に負担をかけるような歌い方を避けること」です。
喉を酷使する歌い方を続けると、声帯に負担がかかり、声が枯れたり痛めたりする原因になります。
特に、高音を無理に出そうとすると喉を締め付けてしまい、発声が不安定になりやすいです。
高音を出す際は、喉ではなく体全体を使って声を支えることを意識しましょう。
また、強く息を吐きすぎると声帯にダメージを与えるため、適度な息の流れを保つことが大切です。
喉の負担を軽減するために、優しい声での発声練習や、適切なブレスコントロールを意識するとよいでしょう。
③ 連続で歌い続けることを避ける
３つ目は「連続で歌い続けることを避けること」です。
長時間休憩なしで歌い続けると、声帯に大きな負担がかかってしまいます。
その結果、歌い続けることで声帯の疲労が蓄積し、声がかすれたり、思うように発声できなくなったりすることがあります。
そのため、適度に休憩を挟みながら歌うことが重要です。
特にライブや長時間の練習の際などは、30分ごとに短い休憩を取り、喉をリラックスさせることを心がけることが重要です。
④ 自分の歌い方や限界を知る
４つ目は「自分の歌い方や限界を知ること」です。
自分の声の特性や限界を知ることも、綺麗な声を安定して出し続けるためには重要です。
人それぞれ声質や音域には違いがあり、自分に合わない無理な発声を続けると喉を痛める原因になります。
自分の得意な音域を把握し、その範囲で無理なく歌うことを意識しましょう。
また、レコーディングして自分の歌声を客観的に聞いたり、ボイストレーナーにアドバイスをもらったりすることで、自分に適した発声方法を見つけやすくなるでしょう。
歌っている時に声が枯れてしまったらどうする？
では、歌っている時に声が枯れてしまったらどうするのでしょうか。
冒頭でもご紹介した通り、歌っている最中に突然声が枯れてしまうことは、多くの人が経験する悩みの１つです。
無理に歌い続けると、声帯にさらなる負担がかかり、回復が遅くなる可能性があります。
そのため、適切な対処を行いながら、喉をケアすることが重要です。
まず、声が枯れたと感じたら、すぐに歌うのをやめて喉を休めましょう。
声帯は筋肉と同じように疲労しやすいため、酷使すると炎症を起こしやすくなります。
特に痛みを感じたり、声がかすれたりした場合は、できるだけ静かに過ごし、無理に声を出さないようにしましょう。
【関連記事】
・【音程が分からない？】音痴と思われてしまう原因や改善する方法をプロが解説！
・【音痴でも歌える曲７選！】簡単に歌える男女にオススメの曲や歌う際のコツをご紹介！
歌唱力を上げるために意識すべきこと
最後に、歌唱力を上げるために意識すべきことについて、以下の３つをご紹介します。
- リラックスして歌う
- 喉や体に負担をかけない
- 歌唱テクニックを意識する
【関連記事】
・【「人前で歌えない」悩みを解消！】自信を持って歌うための５つのステップ！
・【地声と裏声をスムーズに切り替えるには？】コツやおすすめの練習法をプロが解説！
① リラックスして歌う
歌唱力を上げるために意識すべきことの１つ目は「リラックスして歌うこと」です。
歌唱力を向上させるためには、まずリラックスすることが大切です。
体が緊張していると、喉に力が入りすぎてしまい、自由な発声が難しくなります。
特に肩や首の力みは、声の響きを悪くし、声量や音程の安定を妨げる原因となります。
歌う前には深呼吸をしたり、軽く体をほぐしたりすることで、リラックスした状態を作ることが重要です。
② 喉や体に負担をかけない
２つ目は「喉や体に負担をかけないこと」です。
歌い方によっては、喉や体に過度な負担がかかり、思うように声が出なくなってしまうことがあります。
特に、無理に高音を出したり、喉を締めつけたりする発声は、声帯にダメージを与える原因になります。
喉を守るためには、腹式呼吸を意識し、息の流れをコントロールしながら歌うことが重要です。
また、歌う前のウォーミングアップを欠かさず行い、適度な休憩を取りながら練習することも、喉を健康に保つためには欠かせません。
長く歌い続けられるように、無理のない発声を心がけましょう。
③ 歌唱テクニックを意識する
３つ目は「歌唱テクニックを意識すること」です。
歌唱力を向上させるためには、感覚だけで歌うのではなく、具体的な歌唱テクニックを意識することが大切です。
例えば、ビブラートをかけることで声に深みを出したり、ミックスボイスを使うことで高音を無理なく出せるようになったりします。
また、抑揚やリズムの取り方を工夫することで、より表現力豊かな歌唱が可能になります。
自分の歌声を録音して聞き返したり、プロの歌い方を参考にしたりすることで、自分の課題を見つけ、効率よくスキルアップを目指すことがポイントです。
歌の練習は、横浜ボーカル教室へ
いかがでしたでしょうか。
今回は、声が枯れる原因や喉に負担をかけずに歌うためのポイント、日常でできるケア方法などをご紹介しました。
歌を歌う際の声は、無理をするとすぐに負担がかかり枯れてしまうため、本記事でご紹介したような方法で練習すること、あるいはケアを行うことが重要です。
また、横浜ボーカルスクールでは、仲間と共に歌の練習に取り組みたい方を対象に、30分の無料体験レッスンを行っています。
ボイストレーニング教室を覗いてみたい、歌を練習する仲間が欲しいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください！
豊富な知識と経験を持つスタッフや同じ目標を持った仲間と一緒に、お待ちしております！
ご要望をお気軽にお知らせください
0120-980-4630120-980-463
受付 / 月～日曜日 5週目定休日 12：00 ～ 21：00